生徒さんの中に、オペラファンの方も随分いらっしゃいますが、その中でも海外でオペラ鑑賞をされている方曰わく、
「ナブッコ聴いたのですが、レオ・ヌッチは高齢で馬力に衰えはあるものも、まあ良く歌っていた方だと思いますが、他の若手は、ホール中に響き渡った声ですが、拡散した音声なので、全然感動しないのです!もう、現代のオペラに魅力など感じなく成り、私は器楽の室内楽などを楽しんでます。少なくとも現代のオペラより、感動するのです。」
との事です。
本来、人間の声は、どんな楽器にも勝るものである筈であったのに、なに?この有り様は?
はい!喉を開けて!息を回して!
などと、広げる方向性に偏った現代のメソッドからは、直接的に胸を打つ声など無いのです。
オペラが衰退するのは、目先のマーケティング重視した事による結果であり、歌手は小間使い!
これに尽きると思うのです。
本当に、私も、オペラより、管弦楽聴いた方がよっぽど音楽を感じるのです。