都立入試を控えている中3年の子から、相談を受けました。

「都立の推薦入試で、集団討論があるの^。
で、その練習を学校でしたのだけど、一人一人の意見がプツプツ切れてしまって、討論にならないの~ どうしたらいいのかなぁ」と。

そこで、モーリー質問してみた。
例えば、出題されたテーマが、「あなたがクラスの運動会実行委員に選ばれたとしましょう。 どうやってクラスをまとめていきますか?」だとしたら・・・・・

子: そうしたら、、、、、
「『私は、クラスのみんなの見本となる行動をして、リードしていきます。』って、答えるかなぁ。
でも、他のみんなも、同じような答えになってしまって、どうしていいかわからないの。。。。」と。

そこで、モーリーのアドバイス
子の答えを聴いていると、『クラスのみんなの見本となる行動』って、どんな行動なの?
自分が話す時も、人の話を聴く時も、自分の頭の中で具体的にイメージできるように話す、或いは、聴くって心掛けてはどぉ?
集団討論で、もし、相手の言っていることが具体的にイメージ出来なかったら、『それって具体的にどういうことを言っていますか』のように質問してみたら?」と。

そして、翌週教室に来た時に、その後「集団討論」の練習がどうなったか尋ねてみました。

すると、
「具体的にイメージ出来ない言葉に対し質問する事で、グループの司会者的な存在を果たせ、先生からほめられた~」とのことでした。

都立推薦入試でも、集団討論が導入されているように、
これから、コミュニケーション力がますます大切になっていきそうです。

そのためにも、教室で行っている「スピーチの練習」を通じて、質問力やプレゼン力が上がり、自分をきちんと表現することや、人の話を真摯に聴ける生徒を育てたいと思います。