DVDでオペラ
PCのパソコワネット姫はブ~ブ~ご機嫌悪くて寡黙になってしまった
なにやっても音がでない。。。
再インストールするしかないのだろうか
こんなときにはCDプレーヤーも壊れる
何も聞けない、見られない状態ではないか~~~~~
仕方がないのでヘソクリからポータブルDVDプレーヤーを買った。
これさえあれば何処でも見られるもんね。
と、いうわけで暗いときにはこういうかなり暗い系のオペラを見よう。
『カルメル会修道女の対話』
フランス革命の頃のお話し。
ブランシュという侯爵家令嬢がカルメル会に入会するが宗教弾圧はどんどん厳しくなってゆく。
やがて会の閉鎖、修道女達は監収となっても殉教を貫くというがブランシュは逃げ出してしまう。
仲間のシスターが断頭台に上がる姿を見て自分もその列に加わって果てる。。。。
というなんとも怖~~~いオペラなのだ。
カルメル会は今でもすごく厳しい修道会だしそこで殉教と聞くと重さもひとしお。
だからといって透明感漂よう悲劇的ではあるが、おどろおどろしい雰囲気の楽曲ではない(と思う)し
またみんなの表情がとても素晴らしい!
アンネ・ゾフィー・シュミット演じるブランシュの内気さ、弱さ、しかしそれらを持っての強さ
シスター・コンスタンス役のプディボンが明るそうに振舞うほど苦しさが伝わる。
(彼女は・・・ううううう~~~ん、なんとかともえちゃんに似ているのだ)
観ながら眉間にシワが寄るけれど終わったときの充実感は相当なものだ。
でも、やっぱり暗い~~~
で、内容は暗いには違いないけれどロマンチックなメロディの
『微笑みの国』も見た。(気分転換♪)
ウチのDVDは東洋のスー・チョン殿下の国は象がいて韓国の踊りがある不思議な演出なのだけれど他のものも見てみたくなるな。
一体どうなっているのだろう
レハールの甘美な旋律を聴いていたらこの花が思い浮かんできた。
先ほど出かけたときに写してきた銀木犀。
この木の下で可愛いお嬢さんが人を待っているようだった。
友達だろうか、それとも大切な人だろうか?
幸せでいてほしいな~と思わずにいられなかった。