骨伝導 | 木馬の四方山ばなし

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骨伝導と言うのを知っているだろうか?

イヤホンやヘッドホンのように音圧で鼓膜を振動させて音を「聴く」ものと違って骨を振動させて頭蓋骨の中で共鳴させて「聴く」ものだ。
※オイラは素人なので説明が不正確かもしれないが、とりあえず、身体(頭)に密着させないと音を聴くことは出来ないし、周りにいてもほとんど聞こえないというものだ。

 

そう言う技術があるという話を聞いたのはもうずいぶん昔の話だ。

 

最近になって、アンドロイドスマホにiTunesの音楽を取り込む事が出来たため、フリー滑走の時には滑りながら音楽を聴きたいと思うようになった。
今はブルートゥースで接続出来る小型のカナルタイプヘッドホン(イヤホン)が実に安く売っているので買ってみた。

http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12245899210.html

こんなものでもスマホとペアリングすれば実にクリアな音が聞こえる。
ただし、ひとつだけ問題がある。カナルタイプは遮音性が高すぎて周りの音が聞こえずちょっと危険なシチュエーションが存在すると言うことだ。

電車移動中などはむしろその遮音性が役に立つが、上述のようにスキー滑走中に音楽を聴こうと思うとその遮音性が少々危険になるし、友人とのコミュニケーションにも不都合が出る。

http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12247529766.html

 

まあ、そんな流れで上述のように骨伝導のヘッドホンを探し始めたわけだ。
骨伝導方式ならば耳をふさがないので外の音を聴くことが出来るはず。そしてネットで探すと値段もそこそこでブルートゥース接続出来るものも数多く販売されている。
ただし、オイラのニーズとしては装着した上にヘルメットを被ることが必須だ。オイラはフリースキーの時でもヘルメットを必ず被るからだ。

そうなるとこめかみに押し当てる部分に操作ボタンがあるタイプでは駄目だし、第一その手のタイプだとその部分のサイズが大きくてヘルメットの中にすっきり収まらないかもしれない。
リモコン部分が後頭部のバンドに内蔵されているものも検討したが、どう考えても操作性が悪すぎる。さすがにスキーグローブを取らずに操作したいとまでは要求しないが、寒いところで手探りの操作はかなり難しいはずだ。

いろいろ探しているうちに、こめかみ部分がそれほど大きくなく、かつブルートゥースでは無くてイヤホンジャックに差し込む有線タイプのもので良さそうなものを見つけた。
配線の途中にリモコン操作ボタンがある。
ケーブルタイプは正直ちょっと鬱陶しいが、スキーをするときにヘルメットを被った状態で使えてしかも外の音も聞こえるという要求を一番高い次元で満足するのがこのモデルだった。

 

生意気にケースまで付いている。(苦笑)


早速装着してみると、こめかみに押し当てる部分はさほどの大きさでは無いため、スキーヘルメットを被っても違和感は無くOK。(^_^)v

 

骨伝導タイプはレベル差こそあれ、みな音質は今ひとつと言うが、まあこれもそんな感じだ。

低音の厚みが・・・・
高音の抜けが・・・・

なんて高望みをしなければ普通にイージーリスニングをする分には十分な音質だ。(^_^)v

ちなみに骨伝導タイプのインプレッションをネットで見ていると音漏れを気にする人が多いようだがオイラはヘルメット装着が前提なので問題にはならないだろう。

まだ滑りながらつかったことは無いが、手元スイッチがアンプ機能を持っており、ボリュームの調整幅もあるので使いやすそうだ。それにヘッドフォン本体の電源ボタンもあるので(再生&停止の操作はできないが)音をカットしたければ電源をオフにすれば良い。ただし、その場合、スマホ側の音楽再生アプリとは連動していないため、スマホ側での再生は続くのだが。(苦笑)

 

それからこの骨伝導タイプはサーキットでレース写真を撮る際にも使いやすそうだ。
サーキット内で放送されている
ミニFMをイヤホンで聴いていると耳がかゆくなるし、外したときがぶらぶらして鬱陶しかったのだが、これなら装着時の鬱陶しさは少なそうだし、使わないときは首にかけてしまえば良いだろう。
今シーズンは試してみよう。(^_^)v

 

いずれにしてもブルートゥースのカナルタイプもワイヤードの骨伝導タイプも驚くほど安い値段だ。

オイラが買ったものについて言えば両方足しても諭吉さん1人だ。
もっと安いモデルもたくさんあるほどである。

 

今後はスキーでは骨伝導タイプ。

電車で出歩くときはカナルタイプを使うことになりそうだ。

 

いやいや、便利な世の中になったもんだ。(^_^;