モータースポーツの光と影・その2 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

今、奥野選手が生死の境目で戦っている。


先日の菅生で行われた全日本ロードレースのST600ccクラスでのクラッシュで、頸椎を痛め、脳内出血を起こしているそうだ。
意識不明の重体がつづいているらしい。


本人のブログへの応援メッセージを枕元で読み上げるとかすかに反応がある気がすると、実のお兄さんがブログに書いていた。


MFJの方へも「応援メッセージ有り難うございます」という連絡をしたらしく、MFJのトップページにそのコメントが載っている。


なんとか助かって欲しいモノだ。


ボク自身は事故が起きたときはSPスタンドで観戦していたので現場は見てない。
場内放送で、「1コーナーで接触、転倒~。後続がクラッシュ~。赤旗が提示されました~」という声を聞いただけである。


その後、いろいろな話を聞くと奥野選手がスローダウンしたところに後続が避けきれずに接触、転倒。更にその後続がオイルに乗って・・・・と言うことらしい。

真偽のほどは不明だが、上記内容が正しいとすると奥野選手のエンジンがブローしてスローダウンしたのかもしれない。


こうした事故では明確な過失が無い限りは、誰が悪いとかを追求すべきではないと思う。

とは言え、2サイクルと較べると4サイクルはエンジンが壊れるとオイルをまいてしまう可能性が高いのは事実であり、各メーカー、コンストラクター、メカニック、そしてライダーはその事実を再認識すべきだろう。


モータースポーツというと、ヨーロッパに較べると日本は市民権はほとんど持っていないと言っていいだろう。
特にバイクレースとなるとオートレースと区別の付かない人もいれば、ただの暴走族でしょ、なんて言う人までいる。


残念ながら、市民権を確立しているとは言い難いモータースポーツだが、この世界に見せられて情熱を傾ける人は多い。

ボクもお遊びのエンデューロレース、モトクロスごっこくらいはやる。

すべてのモータースポーツ愛好者が安全に楽しく過ごせることを祈ってやまない。


残念ながら、命を絶ってしまった選手や、大けがを負った選手も大勢いる。
彼らの偉業を讃えつつ、その事故を痛み、二度とふたたび重大事故が起きないように努力したいと思う。


重大事故に巻き込まれた選手でぱっと思い浮かぶ人は結構いる。


ウエイン・レイニー(半身不随)
青木琢磨(半身不随)
加藤大二郎(故人)
大島正(故人)
喜多(故人)
木山けんご(故人)
前田淳(故人)
アイルトン・セナ(故人)

以上、敬称略

レース中の事故ではないが、
たしかヘリコプターの事故で小林大選手も既に無くなっている。

ちょっと記憶が怪しいが芳賀紀之の兄、芳賀健介も確か、WSB参戦中に転倒し、半身不随になってしまったのではなかったかな・・・


あらためて、故人のご冥福をお祈りすると共に怪我をされた方の回復を祈りたい。
あるいは怪我を受け入れてあらたな人生を歩んでいる方には幸多きことを・・・!!



2、3日前に、三宅島公道レー

スあらため、バイクパレードに関するニュースが流れていた。
きちんとした計画に基づいたイベントなら公道レースでも反対する気はないが、思いつきレベルでは、安全を確保することもできないイベントなど開催できるわけもなかったということを石原さんはきちんと理解する必要があるだろう。


最近は、皇居周辺でのF1レースの開催を画策しているらしいが・・・・・。




最後にもう一度、奥野選手にエールを送りたいと思う。

しっかりしろっ!!
頑張れ、がんばれっ!!