第5旅序章:鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ | もこ太郎の平成阿房列車

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群馬阿房列車の旅 の余韻が冷めやらぬうちに、また非常に魅力的な切符の販売が開始された。



「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」
(以下「鉄道の日記念きっぷ」とする)


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1872年10月14日、新橋駅(後の汐留貨物駅、現・廃止)と横浜駅(現在の桜木町駅)間に、日本で初めての鉄道が走った。
それを記念して1922年に、毎年10月14日を「鉄道記念日」と制定されるようになり、後の1994年に「鉄道の日」と改名された。
全国の鉄道会社では、毎年鉄道の日に合わせて、大がかりなイベントが開催されている。


その鉄道の日にちなんで、JRは1996年から鉄道の日記念きっぷの販売を開始した。


この切符の特徴は、18きっぷと同じく全国のJR全線の普通・快速列車が乗り放題となる事である。
しかし18きっぷに劣る点もいくつか存在する。
18きっぷ1枚につき5回(人)分使えるところが、このきっぷ1枚につき3回(人)しか利用出来ない事。
そして値段は1枚9,180円(1回分の値段は3,060円)となり、18きっぷより割高となる事である。


鉄道ファンにはおなじみの切符であるが、18きっぷよりは地味な扱いである為、18きっぷは知ってても、この鉄道の日記念きっぷは知らないと言う人は少なくない。
しかし、18きっぷのオフシーズン(10月1日から2週間程度)に、18きっぷと同じ性能のきっぷが使えるということで、非常に魅力的な切符である事には間違いない。
2011年9月30日に、私は生まれて初めて鉄道の日記念きっぷを購入した。
(そして、この年に販売されたのが、現状で最後の鉄道の日記念きっぷとなっている)



今回はこの鉄道の日記念きっぷを使って、また阿房列車を運転しようと思う。


余談だが、2007年10月14日は、埼玉にある鉄道博物館の開館日である。
さらに余談だが、個人的には10月14日を国民の祝日にして欲しいところだが、それは叶わぬ夢だろう。




2011年10月2日


鉄道の日記念きっぷを使って、本庄から始発の上り高崎線に乗り込む。
大宮から下り宇都宮線に乗り換え、小山で水戸線に乗り換え、水戸で下り常磐線に乗り継ぐ。
次々と未乗車区間を乗り潰してゆき、茨城県はひたちなか市にある

「勝田(かつた)」駅


までやってきた。
何とも縁起の良い駅名だ。


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この駅の1番線から出ている路線が、今回の目当ての路線だ。



ひたちなか海浜鉄道 湊線



湊線は、全長14.3キロメートルの、全線単線・非電化のローカル路線。
路線全線がひたちなか市内にあり、駅数は勝田駅を含めて9駅。


距離と駅数から、今回も1日で全駅下車が可能であろう。

無論、今回の旅の目的は、湊線の全駅降り潰しだ。


私は、1番線にある湊線の中間改札で、今回の旅のアイテムである、湊線の1日フリー切符を購入した。1枚800円。


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ちなみにJRが母体の駅で、国鉄・JRから引き継いだ第3セクターでない、純粋な民鉄の路線が1番線となるのは、珍しい例であるとか。



1番線には既に1両編成の車両が、出発を待っていた。


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