雀蜂/貴志祐介 | mokkoの現実逃避ブログ

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雀蜂 (角川ホラー文庫)/貴志 祐介
¥562 Amazon.co.jp
発行年月:2013年10月
サ イ ズ:236P 15cm

11月下旬の八ヶ岳。
山荘で目醒めた小説家の安斎が見たものは、
次々と襲ってくるスズメバチの大群だった。
昔ハチに刺された安斎は、もう一度刺されると
命の保証はない。
逃げようにも外は吹雪。通信機器も使えず、
一緒にいた妻は忽然と姿を消していた。
これは妻が自分を殺すために仕組んだ罠なのか。
安斎とハチとの壮絶な死闘が始まった―。
最後明らかになる驚愕の真実。
ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不能!
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mirokuさんに頂いた本です(p^_^q)
レビューが気になって、送ってもらいました(^◇^;)

初めましての作家さんです。
イメージ的にホラー作家と思っていたんですが
どうやら本作は違うらしい。
他のレビューでも、ホラーじゃない的な事が書いてある。
で、読んでみた。

ある意味ホラーだよね?
怖ぁ~っ!!って感じ?
で、パニックサスペンス。

目覚めたら、いきなり雀蜂が飛んできたって・・・
怖いでしょ~
しかも一度刺されてるから、二度目は・・・
アナフィラキシーショックで死ぬ!
一匹でも怖いのに、ブンブンと群れて飛んでくる。
外は吹雪だから、窓から入るわけがない
ってことは、別荘のどこかに巣があるってことでしょ。
装備も無しに外に避難したら自分が凍死する。
ってことで命を懸けた雀蜂との攻防が始まる。

通信手段は無し。
機器はあるけど、そこには作意がみてとれる。
これは妻の策略か?
なんで俺がこんな目に・・・
しかし、思い当たることがあるぅ~
なんて考えてる場合じゃない。
なんとかしないと死ぬ~
ってことで、色んな事を考えながら反撃する。

元バド部としては、ラケットをそんなことに
使ってはいけませぇ~ん!
と、言いたいところだが、自分なら真っ先にやる(^◇^;)
持ってるとわかった時点で取りに行く(○ ̄m ̄)

それにしても雀蜂だけで、あんだけ引っ張れることに驚いた。
必死だから読んでる方もドキドキする。
おかげで雀蜂の事が少し詳しくなったわよ(^◇^;)
最後の方では地団太踏みたくなったのに
o(゚◇゚o)ホエ?

(  ° ▽ ° ;) エッ?

!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?

そういうこと?
うわぁ~~それも怖いわぁ~って感じだけど
やられました。
予想もしてなかったです。

ただ・・・あの結末でいいのか?
あの編集者の立場は・・・
そんなサラっと、チャンチャンって終わられて
いいんですかぁ~~~(^◇^;)
あのラストでコメディに早変わりしたような・・・