冷たい密室と博士たち (講談社文庫)/森 博嗣
¥745 Amazon.co.jp
発行年月:1999年03月
サ イ ズ:422P 15cm
同僚の誘いで低温度実験室を訪ねた犀川助教授と
お嬢様学生の西之園萌絵。
だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で、
男女二名の大学院生が死体となって発見された。
被害者は、そして犯人は、どうやって中に入ったのか!?
人気の師弟コンビが事件を推理し真相に迫るが…。
究極の森ミステリィ第2弾。
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S&Mシリーズの第2弾。
皆川祭りは、一旦お休みして、気になっていたシリーズに戻ります。
翠香さんや、青子さんに煽られて、余計に気になってしまった(^◇^;)
四季博士がお気に入りだったのだけれど、出てこないとか・・・
寂しいじゃないのぉ~ (;´_`)トホホ
でもでも、新シリーズが始まってるみたいだから
少しでも進めないとねぇ~
大好きな犀川先生の事も気になるし・・・
ドラマは観ていないので、妄想上の犀川先生のイメージは固定( ̄ー ̄)ニヤリ
で、気付いたんだけど、犀川先生のイメージが、学生有栖シリーズの
江神二郎とかぶってるような気がする(^◇^;)
いかんなぁ~完全にキャラ萌えにシフトしてる( ̄▽ ̄;)ゞ
実は本作が初作になるらしい。
言われてみれば第1弾で実は4作目だった「すべてがFになる」に比べて
内容が柔らかいというか、ミステリ初心者にも優しい感じ?
衆人環視の中での殺人事件。犯人は?動機は?トリックは?って感じで
サスペンス的な流れもあったりして、最後の方で一気に解決に向かうんだけど
おかげさまで楽しめました。
なんというか美しさには欠けましたけど(^◇^;)
今回の舞台は大学の研究施設。
なんと犀川先生のお友達がいる場所が事件現場です。
なんかいい友達関係だなぁ~
相変わらず研究者同士の会話ってのは、よくわからないけど
なんとなくわかった気になって読んでいたりする。
いつものごとく推理なんて出来るはずもなく、見取り図を
何度も見ながら読み進めましたよ(^◇^;)
しかしだな・・・いつもの森作品よりも優しい作りだったおかげで
変なところが気になって気になって・・・
萌絵が苦手だなぁ~って思ってたんだけど、何か嫌だわ
結構イライラした。
ミステリ部分を省いたら、腹の内が読めて不快だわ。
だいたい、最後の方のアレは何よ!
犀川先生もさぁ~「いやはや・・・」じゃないでしょ~に!
まったくもう!
まぁ~何だ?いくらmokkoが腹を立てても
そういう方向に行くんでしょうけどさぁ~
なんかさぁ~
Σ( ̄皿 ̄;; ンガァーーー!!!