ビブリア古書堂の事件手帖/三上 延 | mokkoの現実逃避ブログ

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ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)/三上 延
¥620 Amazon.co.jp
発行年月:2011年03月
サ イ ズ:307P 15cm

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。
そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。
残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。
接客業を営む者として心配になる女性だった。
だが、古書の知識は並大低ではない。
人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、
いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる
謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。
これは“古書と秘密”の物語。
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色んなところで目にする機会が多かったので購入してはみたものの
積んだままになっていたんですが、ドラマがスタートして
1話を見てしまったんですよね
で、今読見始めれば、ドラマより先に本を読み終えると思ったけど
これって続きを読まないとドラマに追い抜かれるのね(^◇^;)

とりあえず読み始めて思ったのが、ドラマのキャラを完全無視して
文庫の表紙の栞子さんや五浦がmokkoの妄想を手助けしていた。
他のキャラも勝手に作り上げてしまった。
だって色々言われるように小説のキャラとドラマのキャラのイメージが
まるで違うんだよねぇ~
大筋は合ってるけど設定が違ってるもんね(^◇^;)
妹はどこに行った?骨折は??って思ってしまった(^◇^;)
骨折してなかったら、話が繋がらないんじゃないのか?
もしや全く別のモノを作ろうとしてるんだろうか?
まぁ~あれは別物だと思って見ればいいやねぇ

ってことで本の方に話を戻しましょ♪
これってある意味、安楽椅子探偵モノですよね?
古書店に持ち込まれた本から発生する事件や謎を推理し
解決していくって感じですかね。
短編集のように見えていて実は繋がってるんですよね
本以外の事では物凄く内気な栞子さんと、本がきっかけで
バイトをすることになった五浦の距離が少しずつ縮まっていくのも
何気に楽しみながら読んでおりました。

途中から出てくる男爵とか、京極堂のエノさんの顔を連想したけど
後から後悔したわぁ~(-。-;)
っていうか、本当に最後の話を読むまでは楽しかったのよ
でもね・・・あれってさぁ~
栞子さんが五浦を信頼うんぬんっていうよりも
本の為に五浦を利用したんじゃないのか?

狙ってやったというよりも無意識というか
悪気はないんだろうけど、別の見方をしたmokkoからしたら
そういうのが一番残酷だと思うんだけど・・・
五浦は信頼されてなかったってことに打撃を受けてたから
気付いてないみたいだからいいようなもんだけど
せどり屋の志田は、そういうところも気付いてるよね?
ちょっと捻くれた見方をしちゃったかなぁ~

それでも続きは気になります
既に別の本を読んでいるので、続きはどうしよう・・・
急いで買った方がいいかなぁ~(^◇^;)