満月と血とキスと/シャーレイン・ハリス | mokkoの現実逃避ブログ

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満月と血とキスと (集英社文庫)/シャーレイン・ハリス


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なかなかの美人なのに、人の心が読めてしまうという“障害”のせいで、

これまで恋人ができなかったウエイトレスのスーキー。

でも、ビルとならうまくいくかもしれない。

青白く輝く肌、吸い込まれるような瞳、美しい鼻筋、すべてが魅力的。

ただ、彼がヴァンパイアでさえなければ、完璧だった。

そう、夜しか“命”を得られず、血に飢えるあまり、

殺人さえ犯していなければ…。

ヴァンパイアとの恋につきまとう連続殺人事件の驚くべき真相とは。

アンソニー賞受賞。

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積んでいるうちに、絶版になってしまっていた(^◇^;)

もしかして、今更読んでるmokkoってラッキーなの?

と思ったら「トゥルー・ブラッド」というタイトルで

新訳で出版されていて、更に、海外ドラマ化されてました。

危なく見ちゃうところでしたよぉ~

そうじゃなくって!

こんな面白いものを何故今まで積んでいたかってことが

もの凄くショックだったのよぉ~(ノ_<。)ビェェン


作品紹介でもわかるように、ヴァンパイアものです。

長いぞぉ~q(≧∇≦*)p ウキャッ




ヴァンパイアものって数々あれど、mokkoの中では

アン・ライスさんのヴァンパイアクロニクルズが最高。

誰が何と言おうと、これだけは揺るがない。




でもね、本作がまた最高に面白かったのよぉ~

何ていうか、ヴァンパイアクロニクルズの番外編として

認めてもいいような出来なのよぉ~




アン・ライスさんのヴァンパイア達って、

歳を経たヴァンパイアでしょ。

ルイでもっても、最初に登場した時点では300年は生きてる。

レスタトに至ったは、顔が白くなり過ぎないように

わざとお日様に当たって体の表面を焼いてるし・・・

まぁ~カレは最初の血をもらってるしね・・・




しかし本作のヴァンパイアの多くは若いヴァンパイア。

メインのビルですら150年くらいしか歳を経てない。

あとがきでわかったんだけどアン・ライス作品を意識していた。

どうりで時々、アン・ライスさんの作品の中に出てくる

若きヴァンパイアをすぐに連想したわ(^◇^;)




しかも、若いヴァンパイアの事が細かく説明されてるから

もの凄く新鮮だったのよぉ~v(〃>∇<〃)v

若いからね、夜しか行動できないわけですよ。

住んでる家はあるけど、寝場所は知られてはいけないのよ。

これってレスタトのお母さんを連想するわぁ~(〃▽〃)ポッ♪




本作では、ヴァンパイアが認知されております。

ヴァンパイアさんが言うには、ウイルスの被害なんだそうだ。

それが認められてから4年後という設定になってます。




ヴァンパイアのメッカはニューオーリンズ。

アン・ライス効果でヴァンパイアの街として認められている。

(夜明けのヴァンパイアに始まるヴァンパイアクロニクルズのおかげ

*インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアの原作)

これだけでつかみはOKでしょ~v(〃>∇<〃)v




栄養的には日本で開発された人口血液でこと足りる。

でも真の意味での空腹は満たせないから、

たまに不幸な出来事が起きてしまうんだそうだ(○ ̄m ̄)

人工血液はレストランで普通に注文できる。




ヴァンパイアにまとわりついて噛まれるのを喜ぶ

牙交者(ファングバンガー)ってのまでいる。




逆にヴァンパイアが襲われる事もある。

ヴァンパイアの血は一時的に病気の症状を和らげ

性力を増進する効果があるそうだ。

だからヴァンパイアの血抜き事件がときたま起こる。




ちゃんと法律もある。人を襲っていなヴァンパイアを襲うのは

犯罪ってことになってるのよ。

人として認知されてるとはいえ、その存在を疎ましく思う人もいる。

保守派の人たちはヴァンパイアを殺してしまえと言っているし

警察ではヴァンパイアを摘発するために

ヴァンパイアを雇っているくらいだし・・・




どうよ!結構細かいでしょv(〃>∇<〃)v




主人公はウエイトレスのスーキー。人間目線で書かれてます。

彼女はニューオーリンズから車で少し離れたボン・タン在住。

彼女は人の心が読めるという障害を持っている。

いわゆるテレパスである。

それがバレないように慌てるために、頭が弱いとも思われてる。

しかし、聞きたくも無い声に悩まされる彼女が

男性と普通に付き合えるはずもない。




ヴァンパイアが来ないかなぁ~と望んでいたら


彼女の勤める店にヒョッコリ表れたヴァンパイア。

ちょっとした事件(ちょっとじゃないけど)があって

スーキーとヴァンパイアのビルの関係が始まる。

ところがヴァンパイアの思考は読めなかった。

スーキーとしては、これがまた新鮮で楽だった。




そして、街で連続して殺人事件が起こる。

被害者は牙交者らしいのだが死因は絞殺である。

犯人として目されたのはスーキーの兄だった。




人間とヴァンパイア文化の違いに苦しむ二人。

更に、ビルよりも数世紀年上のヴァンパイア、エリックが

スーキーの能力に興味を持ってしまった。




しかし、連続殺人の次の標的はスーキーを指し示していた。

そしてスーキーにも危険が迫る!

そういう時に限ってビルはいない!




うおぉ~(((p(>◇<)q)))面白かったぁ~

自然界の法則から外れた存在は、色々あるのですよ。

これはSF・ファンタジー&ロマンス&ミステリーよ

アガサ賞の候補にもあがったくらいだから

ミステリファンにも認められた作品ってことよね!

「トゥルー・ブラッド」として、続編も書かれてるけど

どうもカバーイラストトが気に入らない(-"-;)




さらっとシリーズのアラスジ追いかけてみたけど


完全に独立した物語世界になってるみたいだわぁ~


スーパーナチュラルっていうの?(^◇^;)


ビルとは別れるみたいだし・・・


まぁ~ビルはいいのよ。


胸毛生えてるヴァンパイアに興味ないから(○ ̄m ̄)




でもエリックは超お気に入りなのよねぇ~


本作の最後の方の登場もいかしてるし(〃▽〃)ポッ♪


この先にも絡みはあるみたいだし・・・


弱ってるエリックってのも萌えそうだし(*´◇`*)


でも、スーキーはビルのものになってるわけだし


どうすんだろう?

これは追いかけるしかなさそうだわぁ~

ダレン・シャンも控えてるのにぃ~




作中にあるヴァンパイア・バーには行ってみたい!

銀幕上で牙をさらした俳優たちが額縁に入れられて

飾ってある。

経営者はビルよりも数世紀年上のエリック(〃▽〃)ポッ♪

従業員はヴァンパイアと人間。

客は牙交者と観光客。店内での噛み付き行為禁止。


(*´◇`*)萌え~




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