
この前のネタで、冬の曲で既に回答しちゃったけど
好きなのはワムのラストクリスマスです。
でも、せっかくだから、今回は別の切り口でせめてみましょう。
誰もが知っているクリスマスソングは色々あるけれど
その中でもmokkoが好きなのは「赤鼻のトナカイ」
その中でもmokkoが好きなのは「赤鼻のトナカイ」
このトナカイの名前がルドルフだって知ってました?
ちゃんと本もありますよ♪
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そして、これが1938年に起こった実話だったことを
知ってますか?
mokkoは偶然テレビで見て、すごく感動しました。
知ってますか?
mokkoは偶然テレビで見て、すごく感動しました。
その話を紹介すると(省略しますけど・・・)
1930年頃、シカゴにロバート・メイという人がいました。
ロバートはシカゴにある通信販売会社で仕事をしていました。
世界中が恐慌にあえいでいた頃で暮らしは貧しく、
安い給料で毎日遅くまで働かなければなりませんでした。
ロバートはシカゴにある通信販売会社で仕事をしていました。
世界中が恐慌にあえいでいた頃で暮らしは貧しく、
安い給料で毎日遅くまで働かなければなりませんでした。
そんな彼には、2つの宝物がありました。
それは、妻のエヴリン と生まれたばかりの娘、バーバラでした。
貧しくても幸せな日々を送っていたロバートでしたが
愛する妻のエヴリンが癌に冒されてしまいました。
それは、妻のエヴリン と生まれたばかりの娘、バーバラでした。
貧しくても幸せな日々を送っていたロバートでしたが
愛する妻のエヴリンが癌に冒されてしまいました。
治療費の為に手をつくすロバートでしたが
エヴリンの容体は日増しに悪くなり、
とうとうベットから起きることも出来なくなりました。
エヴリンの容体は日増しに悪くなり、
とうとうベットから起きることも出来なくなりました。
そんなある12月の夜のこと。
4歳になった娘のバーバラが、ロバートに尋ねました。
4歳になった娘のバーバラが、ロバートに尋ねました。
「ねえ、パパ。
私のママは、どうしてみんなのママと同じじゃないの?」
私のママは、どうしてみんなのママと同じじゃないの?」
ロバートは娘に何と答えてよいか悩みました
この子を幸福な気持ちにしてやらなければ・・・
何かを言ってやらなきゃ。
この子を幸福な気持ちにしてやらなければ・・・
何かを言ってやらなきゃ。
そして思いだしたのは、自分が幼かった頃のことです。
ロバートは、身体が弱く小柄な少年でした。
彼のクラスメイトは、彼が痩せているのをはやしたて、
彼を泣かせて喜んでいました。
ロバートは、身体が弱く小柄な少年でした。
彼のクラスメイトは、彼が痩せているのをはやしたて、
彼を泣かせて喜んでいました。
クラスメイトたちは、ほとんどが大学へ進みましたが、
貧しかった彼は進学することもできず
安い給料で毎日精一杯働いても、借金にまみれ、
33歳になっていたのです。
貧しかった彼は進学することもできず
安い給料で毎日精一杯働いても、借金にまみれ、
33歳になっていたのです。
ロバートは自分の体験からありったけの想像力を掻き集め
即興のお話を作り出しました。
そして娘に向かってゆっくりと話しはじめたのです。
即興のお話を作り出しました。
そして娘に向かってゆっくりと話しはじめたのです。
「むかしむかしのことだよ。
ルドルフ、っていう名前のトナカイがいたんだ。
ルドルフは、世界にただ一頭しかいない不思議なトナカイだったんだ。
ルドルフ、っていう名前のトナカイがいたんだ。
ルドルフは、世界にただ一頭しかいない不思議なトナカイだったんだ。
どうしてかというと、それはね。
ルドルフは、なんとでっかい、真っ赤なお鼻をしていたからなんだ。
だからね、あだ名はもちろん『赤鼻のルドルフ』だったんだよ。」
「でもルドルフはね、そのお鼻のことでとっても悩んでいたんだよ。
だって、みんなは自分を見て大笑いするし、そればかりか、
お父さんやお母さん、それに妹たちにまで馬鹿にされてたんだもの。
ルドルフは、いつも悲しくて悲しくて仕方がなかったんだよ。」
だって、みんなは自分を見て大笑いするし、そればかりか、
お父さんやお母さん、それに妹たちにまで馬鹿にされてたんだもの。
ルドルフは、いつも悲しくて悲しくて仕方がなかったんだよ。」
「ところがね」と、ロバートは声を明るくして続けました。
「ある、クリスマスイヴのことなんだけど。
サンタさんがソリを引くトナカイのチームを迎えに来たんだ。
サンタさんがソリを引くトナカイのチームを迎えに来たんだ。
チームに入っていない他のトナカイのみんなも全員集まって、
この素晴らしいメンバーに惜しみない歓声をあげてお祝いをしたんだ。
ところが、いざ出発という時になって、突然霧が広がり始めたんだ。
この素晴らしいメンバーに惜しみない歓声をあげてお祝いをしたんだ。
ところが、いざ出発という時になって、突然霧が広がり始めたんだ。
それは、とても深い霧で、目の前さえ見ることが出来ないほどの
初めて見るような濃い霧だったんだよ。
初めて見るような濃い霧だったんだよ。
サンタさんは、とても困ってしまった。
霧が深いとエントツを探すことが出来ないからなんだ。
霧が深いとエントツを探すことが出来ないからなんだ。
その時、サンタさんの頭にルドルフのことが浮かんだんだ。
サンタさんは、ルドルフのことをよ~く知っていたのさ。
そう。その真っ赤なお鼻のこともね。
サンタさんは、ルドルフのことをよ~く知っていたのさ。
そう。その真っ赤なお鼻のこともね。
サンタさんがあたりを見回わすと、見送りの群の後ろの方に
ルドルフがいるのが目に入った。
そして、その時のルドルフのお鼻はね・・・。
ルドルフがいるのが目に入った。
そして、その時のルドルフのお鼻はね・・・。
なんと、いつも以上にきらきらと輝いていたんだ!
サンタさんはすぐさま決心した。
黙ってルドルフに近づくと、ソリのところへ連れて行き、
一番先頭にルドルフを立たせたんだ。
サンタさんはすぐさま決心した。
黙ってルドルフに近づくと、ソリのところへ連れて行き、
一番先頭にルドルフを立たせたんだ。
ルドルフはサンタさんが何をしようとしているのかが分かって、
もう夢を見ているような気持ちだった。
そのルドルフの耳にサンタさんの力強い声が聞こえてきたんだ。
もう夢を見ているような気持ちだった。
そのルドルフの耳にサンタさんの力強い声が聞こえてきたんだ。
『さあ行こう、仲間たち!!
世界の空へ!!子供たちの夢へ!!』
トカナイたちはいっせいに身を躍らせた。
ルドルフのお鼻がひときわ明るく輝きだした。
そしてそれはもうまばゆい光になっていたんだ。
ルドルフのお鼻がひときわ明るく輝きだした。
そしてそれはもうまばゆい光になっていたんだ。
9頭のトナカイはソリの鈴の音と共に空へ駆け上がっていった。
霧の中にルドルフのお鼻の輝きが、
すうーっと線を描いて消えていったんだ。
霧の中にルドルフのお鼻の輝きが、
すうーっと線を描いて消えていったんだ。
後に残ったトナカイたちは、ず~っとそれを見送っていた。
みんな恥ずかしいような、苦しいような、
それでいてとてつもなく嬉しいような、いろんなものが混じった
不思議な気持ちに包まれていたんだ。
みんな恥ずかしいような、苦しいような、
それでいてとてつもなく嬉しいような、いろんなものが混じった
不思議な気持ちに包まれていたんだ。
その夜、ルドルフはサンタさんのソリを立派に先導したのさ。
霧も、雪も、吹雪も、ルドルフがついていたから平気だった。
どんな家も、どんなエントツも、見逃すことはなかった。
だってそのお鼻はまるで灯台のように輝いていたんだからね。
霧も、雪も、吹雪も、ルドルフがついていたから平気だった。
どんな家も、どんなエントツも、見逃すことはなかった。
だってそのお鼻はまるで灯台のように輝いていたんだからね。
そうしてこの時から、ルドルフはもっとも有名な、
みんなに愛されるトナカイになったんだ。
恥ずかしくて隠したくてたまらなかった真っ赤な大きなお鼻は、
今ではみんなから一番羨ましがられるものになったんだ!!」
みんなに愛されるトナカイになったんだ。
恥ずかしくて隠したくてたまらなかった真っ赤な大きなお鼻は、
今ではみんなから一番羨ましがられるものになったんだ!!」
父の話を聞き終えて、バーバラは輝くような笑みを浮かべました。
けれど、それからが大変でした。
小さなバーバラは、毎晩ロバートにそのお話をねだり始めたのです。
けれど、それからが大変でした。
小さなバーバラは、毎晩ロバートにそのお話をねだり始めたのです。
やがて、ロバートに素晴らしい考えが浮かびました。
お話を本にして、クリスマスに娘にプレゼントしてやろう
お話を本にして、クリスマスに娘にプレゼントしてやろう
ロバートは毎晩、娘が眠ってから、遅くまで「ルドルフ」のお話を詩にし、
綺麗な本に仕上げる作業に没頭しました。
もう最後の仕上げの段階だという時、悲劇がロバートを襲いました。
妻のエヴリンが亡くなったのです。
妻のエヴリンが亡くなったのです。
悲しみにつつまれながらも、ロバートは毎晩、
がらんとしたアパートの机に向かい、バーバラのための
「ルドルフ」を作り続けました。
がらんとしたアパートの机に向かい、バーバラのための
「ルドルフ」を作り続けました。
そしてバーバラが、ロバート手作りの「ルドルフ」を見て
歓声を上げた数日後、
歓声を上げた数日後、
ロバートは会社のクリスマスパーティーに呼ばれました。
仕方なくパーティーに出席した彼は、余興として
自分の書いた詩を持って行き、それを
みんなに読んで聞かせました。
はじめはガヤガヤしていた仲間たちは、その詩を
大笑いしたりしながら聞いていましたが、
次第に話し声が聞こえなくなってきました。
大笑いしたりしながら聞いていましたが、
次第に話し声が聞こえなくなってきました。
会場は静まり返り、詩を読むボブの声だけが響きました。
そして、詩が終わると同時に、
いっせいに拍手が湧き起こったのでした。
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赤鼻のトナカイに秘められた実話
本当にステキですよねぇ~
この話を思いながら歌を聞くと
感動がいっそう大きくなると思いますよ♪
感動がいっそう大きくなると思いますよ♪