フィットネス産業が伸びるのに必要な「普通」のこと | Style Reformer 小林俊夫 Official Blog

フィットネス産業が伸びるのに必要な「普通」のこと

 こんにちわ


最近は、学びたい事が多過ぎて


スケジュールの調整を考える毎日です♪



 先日、以下の記事を書かせて頂いたのですが


「チラシとキャンペーンとお客様の気持ち」


http://ameblo.jp/mojyao-huntouki/entry-11905063507.html


今日は、その内容に関連して



 まだ続いているのか分かりませんが


アパレル関係は


夏と冬はセールの季節ですね



 まあ、最近はしょっちゅうセールを行っているので


時期はかなり曖昧になってきましたが・・・・・・



 今日はアパレルショップに感じていることを


書かせて頂こうかなと



 セール中はもちろんなのですが


セール中ではなくても、気になって手に取った商品が


たまたま安くなっていたりすると



 だいたい店員さんに初めに言われる言葉が


「それ 今ならお安くなってて お得ですよ」


とか


「ちょうど今日から更に割引になったんですよ」


とかばかり・・・・・・・・



 個人的には、これを言われると


あんまり買う気を無くします



皆さん、どうですかね?



 たしかに 安いにこした事はないし


7割引きとかを見ていると、定価で買うのもなんだかな~


とも想います



 どうせ同じものを買うならと、セールにも行きますし


安いということが、購入する1つの動機にはなりますが



そこを1番に求めている訳じゃないんですよね



 「安さ」を1番に求めているなら


そもそもセレクトショップとかに来ないでしょ!!と



 そして、安いことを伝えるだけなら


小学生でも出来る訳ですし



 自分たちのブランドを「安さ」で売るって


なんだか悲しくないのかな?と



 そもそも「セレクトショップ」が


セールしちゃダメでしょ!!と


個人的には想う訳ですよ



 百歩譲ってセールをしたとしても


「安さ」を1番に売ってはダメじゃない?と



 だって


「セレクトショップ」って


その名の通り、その店のオーナーや


バイヤーさんが、「これは!!」っていう


一品に出逢って、ぜひこの体験や価値を


お客様と共有したいとか、喜んで頂きたい!!って


想いから出来てるんじゃないんですか?と



 その「想い」はどこにいったのさ?と


想ってしまう訳ですよ



 しかしこれは、僕らの業界もほとんど一緒で


フィットネスクラブに見学に行って


「健康」や「美」や「パフォーマンスアップ」などに関して


スタッフが話している時間と



 0円が並んだ


安さを売りにした


キャンペーンについて話している時間と


どちらが長いか測ってみたら



 きっと


多くのクラブは、「安さ」を売りにした


キャンペーンについて話している時間の方が


長いんじゃないですかね?



「今なら月会費が3か月無料ですから


この機会に始めませんか?」といった感じですね



 でも、僕らがお客様に届けたいのって


そこじゃないじゃないですか?



 自分たちのクラブに通って頂けることで


どれだけ目の前のお客様の人生が豊かなモノになるか



 こういったことを、全スタッフが


胸を張って伝えられるものを提供しなければいけないし



そういった環境を創っていきたいですよね



 よく、フロントスタッフとフィットネススタッフが分かれていて


フロントスタッフが見学案内をすることもあるかと思いますが


フロントスタッフで、トレーニングを実践している人って


かなり少ないと想うんですよ



 自分はフィットネスで人生が豊かになっていないのに


お客様に対して、人生が豊かになるとは、言えないですよね?



 そして、フィットネススタッフは


自分の仲間にフィットネスの良さを伝え


自らやりたいと想える環境を創れないなら


お客様をやる気にさせることなんて出来ないですよね



 これって


難しい事でもなんでもなくて


もの凄く「普通」のことだと想うんですよ



 この「普通」が出来ていないから


フィットネス産業がたいして伸びないんですよね



 でも逆を言えば


そんなに難しく考えなくても


「普通」のことが「普通」に出来る様になれば



 この産業はもっともっと伸びる訳ですよ


これなら「何だかいけそうな気がする~」


ですよね(笑)



 ということで


皆で「普通」のことを「普通」にして


何だか いっちゃいましょう♪



としお