池尻のフレンチレストランoginoに
またまた行ってきました
訪問日記① → ☆☆☆
訪問日記② → ☆☆☆
私にとってoginoは安心感のあるレストラン
まだ3回目ですがお店のを開けるとホッ
として、
思わずただいま~って言いたくなります
こちらの魅力はなんと言っても頻繁にメニューが更新されること。
今回も心惹かれるメニューがたくさんありました。
グラスのシャンパーニュを飲んだら、まずは定番の
一口だけパテ・ド・カンパーニュを
やっぱりこれは外せません
続いてホタルイカのタブレ バルサミコソース
タブレとはクスクスのサラダのことだそうです。
丸く型で抜いたクスクスの上に小さなホタルイカが
ふんだんに乗せられています。
クスクスはパスタだからと白いものを想像していたのですが
ホタルイカのフォンで赤茶色に染まっていました。
中には定番の赤パプリカやキュウリなどが入って爽やか
これからのシーズン、春~夏にかけてリピートしたい一皿です。
これから食べたいクスクスと対極に、もうすぐシーズンオフを迎える
白子のムニエル バターソースも前菜として
一緒にオーダー。
今シーズン、白子はエディション で食べただけですが
そのときの白子とはまったく趣向の違う調理法。
エディションはクリーミーで優しい印象でしたが、
こちらは表面を焦がしてパリッとさせ、上には刻んだを
中心に、イタリアンパセリ・ケッパーのみじんを乗せて、
一見するとメインのお肉のようなビジュアル
白子のイメージがほんわかからガッツリになったところで
いよいよ白子にナイフを入れると、中から真っ白な白子が
とろ~っと登場 このギャップが最高です
もう1つ前菜としてオーダーしたのは
乳飲み仔牛のタルタルステーキ
こちら、仔牛でタルタルというのがなんとも斬新
見た目も淡くて薄いピンク色のタルタルで可愛い
通常はタマネギやケッパーが入るところですが、
こちらのタルタルには強すぎるのでフヌイユのみじんや
リンゴの細切りで優しいお味に仕上がっていました
メインは今シーズン最後のジビエを・・・と思ったのですが
どうしても気になるメニューを発見してしまいました
サフォークの仔羊
好きにはたまらないのですが、もっとたまらない理由が
なんとこちら、3種類の調理法で、
それが1つのお皿に乗ってくるというのです
うぅ~~これにしない手はありませんよね
1つ目はシンプルなポワレ
少しだけ草をかじった仔羊の赤いお肉が活かされた
ベーシックな調理法で作られています。ガツンとパンチあり。
2つ目はすね肉の煮込み
歯ごたえのあるポワレと違い、こちらはフォークを滑らせるだけで
ほろほろと骨から身が外れていきますほっこりするお味。
圧巻は3つ目・・・首肉のタルトです
こちら、お肉をミンチにして四角いパイの上におき
上からトマトのみじんやケッパーなどをかけて焼いています。
肉々しくてハーブの香りもして、なんとぃぅかシシケバブみたいな
感じのスパイシーなお料理に仕上がっています。
これはもう絶品 今回1番の感動だったかも
パイとお肉の間にさりげなくソテーしたタマネギが仕込んであり、
これが甘味を出していてバランスがもう最高でした!!
そして今回、影の主役とも言うべき驚きの逸品だったのは
野菜のオーブン焼き
サイドディッシュ代わりにオーダーしたのですが、ココットに入れて
フタをせずオーブンで焼いたというシンプルなお野菜達。
トマト・ナス・ズッキーニというたった3種ですが、
スライスしたお野菜は、ミルフィーユのように横に層のように
おかれているのではなく、縦におかれていました
今まで付け合せとして数々のオーブン焼きを見てきましたが
お野菜が縦におかれているのを見たのは初めて
おかげでお野菜から出た水分で野菜自身がびちょびちょに
なったりせず、自然と水気を切って食べることができました
これはちょっと目からウロコでした
・・・さて、oginoはデザートも楽しみです
チョコレートの半生テリーヌは
オーダー必須として、今回はメニューで魅力的なネーミングに
惹かれたこちらをオーダー
焼きたてベルギーワッフル
塩キャラメルバターとバニラアイス
大きなベルギーワッフルは、キャラメルで端っこがほんのり
焦がされてカリッカリ その上から塩キャラメルソースが
たっぷりかけられ、上から冷たいバニラアイス、そして控え目に
というプレゼンテーション
おやつにこんな美味しいスウィーツが食べられたら・・・
デザートというより豪華なお菓子といったところ
毎日食べたい美味しさです
今回は(今回も?)ちょっと食べ過ぎたようで、
胃を交換したい気分になるほど食べてしまい反省・・・
でもきっとまた近々行ってしまうはず
から近いことを口実に2ヶ月に1度は行きたい
です