109.KATO氷河特急、ショートカプラーに交換する | Dampflok Nr.2

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(蒸気機関車2号機:ダンプフロック・ヌマー・ツヴァイ)
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今年の2月13日に発売と当時に購入した「KATO氷河特急」。 車輛間隔が間延びしてスイス国旗が残念なことになっていた氷河特急。 約5ヶ月たってやっとマトモな姿にすることができました。
 

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発売をまっていた「KATO氷河特急ショートカプラーセット」。小売店から本日届いたので早速交換作業に入ります。
 

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セット内容は、客車用幌12個、客車用カプラー12個、そして機関車用カプラー2個です。
 
セットの取扱説明書は丁寧に作業工程を図解しているので、ここで写真付きで説明する必要もないのですが、私の記録用に掲載しておきます。
 
 
【客車用幌交換】

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これがオリジナルの幌。これはこれでマトモなんですが。
 

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幌の上部を指で押し込んで手前に引き倒して外します。
 

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交換用の短い幌は逆に下部を差し込んでから上部を押し込んで取り付けます。
 

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ものすごく短くなっちゃいました。
 

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左がオリジナルの幌、右が交換用の短い幌です。3mm vs 1mmぐらいかな?
 
【客車用カプラー交換】

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カプラーの交換をするには、台車を取り外す関係から、一旦車体と床板を分離する必要があります。
 

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床板裏面にある台車は説明書通り、『台車の両側面を持ち、台車を回して止まるところからさらに回し台車をはずします』。 この更に回すというところが肝ですね。 知らないと壊すんじゃないかと思っちゃいますから。
 

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とりはずした台車。 台車とカプラーポケットの一体整形。
 

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指でスプリングを押さえて飛ばないようにしながら、アーノルドカプラーをひねって取り外します。
 

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次に交換用のショートカプラーをこれもひねりながらカプラーポケットに入れ込むみます。 因に、ショートカプラーを入れる前に一旦スプリングは完全に取り除いていた方が作業がし易いです。 ショートカプラーをつけた後、スプリングの端から2~3本ぐら内側にデザインナイフを差し込んで、この状態で慎重に台車とカプラーの突起にスプリングを差し込みます。
 

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こんな感じになります。 まず台車側の突起にスプリングを差し込んでそこを指で押さえておいて、カプラー側にデザインナイフを移動させてやればスプリングを飛ばす事はありません。
 

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アーノルドカプラーに比較してものすごく短くなりました。
 
【機関車用カプラー交換】

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機関車用はやり方が異なります。 カプラーがスノーブローに付いているので、スノーブローごと車体から分離します。 スノーブロー全体を台車側に押して外します。
 

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スノーブローと板バネとアーノルドカプラーが取れました。
 

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スノーブローのこの辺りに板バネをセットします。
 

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そして突起に交換用のショートカプラーを取り付けます。
 

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最後はスノーブローごと床下下部に押し込みます。
 

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こんな感じに好ましい姿になりました。
 
【確認作業】
 

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Before:アーノルドカプラーの時の状態
 

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After:交換したショートカプラーの状態
 
もう少しアップで見てみます。

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Before:アーノルドカプラーとオリジナルの幌。
 

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After:ショートカプラーと短い幌。 曲がりなりにもスイス国旗に見えるようになりました。

続いて走行チェックです。
 
商品紹介ではR150で走行可能となっているのでそのチェックです。
 

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生憎KATOのR150は持っていないので、TOMIXのC140でテストしたところ・・・機関車と客車間、問題なし。
 

氷河特急-56
同じくTOMIX C140上で客車同士の確認。 ギリギリ接触せずに通過しました。

めでたしめでたし。

因に、C104は機関車自体が脱線するので問題外。 氷河特急が走行出来るミニマムのカーブはC140というところですね。



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