私が19のとき。吉祥寺の井の頭公園で絵を描いて売ってるお兄さんがいた。私も当時、夜学(商...

私が19のとき。吉祥寺の井の頭公園で絵を描いて売ってるお兄さんがいた。 私も当時、夜学(商業)に通いながら趣味で高円寺のガード下の路上で絵を描いて売ってたので親近感が湧いて「一緒ですねー！」てつい話し込んでしまった。卒業=進路で悩んでた時期で、学校の先生に紹介された事務の仕事につくのが関の山だと母に言われ、自分は本当は絵を描きたいと言えなくてとお兄さんに話したら、君にこの絵をあげるよ！といろんな顔をした人が乗ってる【人生はメリーゴーランド】て描いてある絵をもらい、裏には 【「考えること」は大事だが、「悩むこと」は無意味だ。】と手書きで書いてあった。次の日、高円寺の本屋で小説を買った時にカバーをつけてもらって、よく見たらこのお兄さんのイラストのカバーだった。所々もろもろ突っ込みどころ満載だったが、一瞬でもどの口がお兄さんと「一緒」だなんて言えたことか。 そして今日何気なく入ったカフェにまさかのそのお兄さんの本が置いてあって、あの頃の私に「浅ましすぎる」と言ってあげたい。元気かな、キンお兄さん。 私はいまだにつまらないことで「悩んでばっかり」だ。 久々に絵を描きたくなりました。道具全て捨ててしまったけれど。 また1からはじめてみよう。自分のために。 #思い出#吉祥寺#井の頭公園#キンシオタニ#ばかと40人の青年#進路#メリーゴーランド#book#絵#高円寺#ガード下

Juriyamadonburiさん(@juriyamadonburi)がシェアした投稿 - 2017 Apr 22 6:25am PDT