サッカーを応援しにスタジアムに来る人。
サッカーを見にスタジアムに来る人。
同じスタジアムに来る人でも目的が違う。
去年まではJFLからJリーグに昇格しようという雰囲気がものすごくあり
かつ、３０００名という人数にこだわり１人でも多くの人を巻き込もうという意識が高かった。
試合自体も勝つことが当たり前だった。誰しもが勝つことを前提に応援し、そして見ていた。
だってホームでの試合は本当に強かったから。（アウェイは・・・だったけどね）
さて今年。Jリーグに昇格。初めてゼルビアの試合を「見る」人が増えた。
さらに初めてゼルビアを「応援」しに来る人も増えた。
さらに町田だけでなく、全国のゼルビアファンも増えた。
しかし結果が出ていない状況。当然文句をいう人が出てくる。
ということで以前こんなことを書いた。
そして迎えたFC岐阜戦。前節の山形戦が試合も雰囲気も良かっただけに多くの方が岐阜に駆けつけた。当然勝利を信じてね。
しかし結果は１－０の完封負け。しかも内容も正直よくなかった。ということで以前恐れていたことが現実となった。
今回の岐阜遠征を除くとアウェイの応援は５試合。（愛媛、京都、湘南、甲府、富山）
どの試合も勝っていないけど、雰囲気は決して悪くなかった。しかし今回は・・・。
町田らしさってなんだろう。町田の雰囲気が好きな理由は何だろう。
やっぱりアットホームであり、自分のクラブにも相手のクラブにも感謝することだったり、子供の声だったり。それが最近薄れてしまっているのではないだろうか。
先にも書いたように去年以上に色々な人がスタジアムに足を運んでいる。
「応援」しに来ている人 「見に」来ている人。
山形戦のようにそういう人たちをうまーく巻き込むことはものすごく大事なこと。結果いい試合が出来上がった。
しかし無理に巻き込むことは逆効果だったりする。
正直ゴール裏の雰囲気が合わないからバックスタンドにいる人だっているだろうし、落ち着いてじっくりサッカーを見たいと思っている人だって絶対にいる。そういう人にはそういう場所を作ってあげればいい。
文句を言いたい人には言わせてあげればいいし、野次りたい人には野次らせてあげればいい。
去年だって野次っている人はいたしね。
で、ここからが大事。
ゴール裏だけはいつも楽しく、みんなが行きたいなという雰囲気を作って欲しい。
自分自身最初バックスタンドやS席で見ていた。でもゴール裏が楽しそうで、西が丘に行った時はみんなが必死に応援をしている雰囲気を見ていいなと思い、ゴール裏に行くようになった。
つまりそういう雰囲気がゴール裏にあれば自ずとスタジアム全体がいい雰囲気になると自分は思う。
じゃあ、何が楽しい雰囲気なのか。例えば笑い声が響いている。みんなが笑顔。純粋に楽しそう。和気あいあい。必死になっている。充実感に満ちあふれている。ゴール裏の一言が選手に大きな影響を与えたなどなどなんでもいいんじゃないですか。
今は一人ひとりが自分の場所を見つけ、自分の出来ることをする。
そしてその場所に満足いかなかった時の選択肢として「いい雰囲気の」ゴール裏という選択肢を作っておけばいいんじゃないですか。
それからこれは提案ですが、野津田に来てくれたアウェイのサポさんに積極的に挨拶しませんか。試合前は「こんにちは」の一言でもいいし、試合後には「ありがとうございました」の一言でもいい。
実は試合前の屋台タウンでの和田翼さんの「○○サポさん、ありがとうございます！」っていうDJ大好きなんですよ。あれで試合前の野津田の雰囲気をものすごくよくしていると思うんです。挨拶されて嫌な気持ちになる人はいないだろうし、また町田に来たいなという気持ちになってもらえたらすごく嬉しいじゃないですか。
自分は帰りはなるべく声をかけるようにしている。帰りの電車も上り方面ということもあってお邪魔でなければ「遠いところありがとうございました」と言うようにしている。町田のユニ着て、町田を応援している以上町田の観光大使だと思うから。Jリーグに昇格して欲しいと思った理由の一つは全国の人が町田に試合を見に行って、町田っていいところだねって思ってくれて、さらに町田が発展してくれたらという願いもある。そしてそれが町田市民にも伝わり、多くの人が野津田に来てくれれば最高。
とにかく今は雰囲気作りを大事にしたい。
自分はたいしたことができないけれど、一人ひとりの力が大きな力となると思う。
だから自分も自分の居場所を見つけ、自分の出来ることを一つずつやっていきたいと思う。
応援することは一人ひとりが出来ることをすること。
手拍子するのも応援。ぴょんぴょん跳ねるのも応援。声を出すのも応援。スタジアムに来るのも応援。
色々な応援の仕方があっていいじゃない。みんなが同じ方向を向いていればね。
またまた勝手な意見を書いてみた。反論があればどうぞ。他にこんな方法があるよというのもどうぞ。
ということで今回はこの辺で。