結婚式のエンドロール、自作にしても業者に依頼するにしてもゲストの名前に「様」を付けるのか、名前の下にコメントを付けるべきかどうか、迷っているカップルもいらっしゃるのではないかと思います。
そこで今回はエンドロールの4つの例を画像で紹介しながら説明してみたいと思います。
※画像や文章中の名前は全て仮名です。
1 ロール(テロップ)を入れない
そもそもゲストの名前のロール(テロップ)を入れるべきかどうか。
最近では、「招待した人たちには映像をしっかり見て欲しいし、修正や欠席者が出た時に手間がかかるからロールは要りません」という新郎新婦も増えてきました。
昔に比べたら、エンドロールのクオリティはどんどん良くなって、映像だけでも十分感動できるものになりましたので、そういう考えをもったカップルが増えてきても不思議ではありません。
それでも、体感的にはまだ10組中2~3組くらいで
まだまだロール(テロップ)を入れて欲しいという方が7~8割くらいの印象です。
2 「様」を付けないパターン
よくある質問として、「普通、敬称を入れますか?」「ゲストにコメントを入れたいのですが可能ですか?」という内容のものがあります。
「様」を付けずに名前だけの簡易的なテロップにして、最後に敬称略とする人もいますが、全体の1割程度です。
3 一人一人にメッセージを入れるパターン
招待客それぞれにメッセージを入れる方もいらっしゃいますが、個人的にはあまりオススメしません。
メッセージを読むことに一生懸命になってしまい、映像に目が行かなくなってしまう可能性があるからです。
4 ゲストのグループごとにメッセージを入れるパターン
会社の同僚、高校の友人、大学の友人、親族というように、グループごとにメッセージを入れます。
こちらもあまり長いメッセージならないようにしないと、映像とかぶってしまいます。
一般的にゲストの名前の順番は次の通りです。
新郎側
会社・仕事関係の上司
⇩
会社・仕事関係の同僚
⇩
学生時代の友人
⇩
新郎の親族
⇩
家族
新婦側
会社・仕事関係の上司
⇩
会社・仕事関係の同僚
⇩
学生時代の友人
⇩
新婦の親族
⇩
家族
ゲストへのメッセージ
二人の名前
このような流れになるのが最も多いパターンです。
テロップを作るときの注意点とは??
式場や外部業者に依頼する場合、ゲストの名簿は手書きよりもwindowsの標準で付いているメモ帳機能や、macのテキストエディット、WordやExcelなど何でもいいのでデータで渡した方がいいです。
手書きのものや、席次表などを渡してしまうと、業者が手打ちで記入することになり、ミスの原因になりかねません。
もちろん業者もプロですから細心の注意を払っていますが、人がやっている以上ミスは起こります。
また、旧字や特殊文字、顔文字などに対応していない場合もあります。
高橋の「高」が「髙」だったり、「橋」が「𣘺」だったりします。
吉田の「吉」なども「𠮷」の方が以外にいます。
フォント(書体)や文字の大きさにこだわる!!
テロップのフォントや大きさは意外と重要で、エンドロールのコンセプトによって変わるものです。
可愛いエンドロールならポップなフォントに、クールなエンドロールならスタイリッシュなフォントにするべきです。
文字の書体や大きさは全体のクオリティにも関わってきます。
自作する場合でも、色々なフォントを試してみることをオススメします。
始まり方と終わり方はどうすればいいの??
始まり方は二人の名前で始まる場合が一番多いです。
他には、日付や式場名で始めたいという方もいます。
二人の名前で始まる場合も「+」にするのか「&」にするのかで分かれます。
日付や式場名の場合
また終わり方ですが、こちらは様々な形があります。
映像が徐々に黒くなっていき、ENDと入れる方もいれば、Just Marriedと締めくくるカップルもいます。
また、最後にお礼の挨拶の言葉を入れる方も多いです。
例
この度は私達のためにお集まりいただき
誠にありがとうございます
まだまだ未熟な二人ではありますが
これからも皆様どうか宜しくお願いいたします
佑樹・亜美
結婚式の映像演出でエンドロールを上映するカップルは90%以上!?
披露宴で流すエンドロールの実施率は90%を超えていて、ほとんどのカップルが選択する映像演出です。
その中でも当日の映像を使用した撮って出しのエンドロールは人気が高く、5・6年前との比較では約20%→約40%と約2倍に伸びています。(リクルートさんのブライダル総研参考)
人気の映像演出ですが、やはり値段がネックになります。
ある式場では30万円以上する撮って出しエンドロール。
インターネットでは45000円でやっているところもあり、価格は本当にバラバラです。
それについては以前に書いた記事がいくつかありますのでこちらを参考に。
結婚式場の持ち込み料という仕組み。
結婚式場の映像商品はマージンのせいで高い、でも外部業者の安いところにも注意が必要!?
人気の結婚式のムービー・エンドロール業者の見極め方
結婚式は誰もが初めてのことであり、わからないことだらけですが、インターネットを活用すれば今はどんな情報でも手に入れることができます。
これから挙式の方は是非この記事を参考に、納得のいくエンドロールにしてください。