船客は全員点呼済み。
小次郎と真弥子を除いて。

まりなとプリシアは2人を探すべく、船の下層へと向かいます。
いやwww
プリシアは身分上、逃げた方がいいだろw




そこで扉を隔てて合流。

しかし、このタイミングで二次爆発が起きて、
船は完全に沈んでしまいました。



海の外に船ごと沈んだ4人。
どうにか脱出することはできないか模索します。


ここからは小次郎、まりなと交互ではなく、
1つのルートとなります。



壊れていない酸素ボンベを4つ入手。
しかし今は12月の海、
海の底から海上に上がる前に
水温で凍死は確実です。


ここは外部からの救援を待つしかありません。




そんなことをしているうちに30時間が経過。
そして2日…、救助は来ませんでした。

このままでは餓死や凍死の前に
室内の酸素が無くなって死ぬ。


そう判断し、酸素ボンベを使っての
一か八かの潜水を試みようとしますが、
何者かの作為によって酸素ボンベが1つ壊されていた。

何者かってここには4人しかないw
小次郎とまりなを除けば、
容疑者はプリシアか真弥子の2人w

誰かが1人、ボンベを使って救助を連れてくる。
問題は誰が…。
小次郎は肩に銃創を抱え、
まりなは手首を挫いていて、
プリシアにはエルディアの未来がかかっている。




消去法で真弥子が行くことに。

10分後、真弥子が戻ってきます。
救助隊は船を発見し、救助が始まっている。
しかしそれ以上のバッドラックがw

この船は海溝に挟まっていたのですが、
それがズレ落ちて海溝の中に落ちつつある。
と、同時に水圧が変わり、
海水が部屋に押し寄せてきた。




この時、真弥子に変化が。
髪の色と目の色が変わり、
プリシアそっくりの姿に。



ここで、事件回想と犯人入力画面が出ますが。
この事件回想って
まったくアテにならないというねw


犯人入力後、ストーリーは進みますが、
選択ミスをしていたら、その長い話の後、
もう一度ここに戻されるw


とまあ、犯人入力はおいといて、
話を先に進めます。

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ストーリーは真弥子視点で
真弥子の日記を下に回想として進みます。

12月2日、父親から専門の護衛をつけるという話をされ、
12月3日からまりなが護衛についた。

基本はまりなルートでの回想ですので省略。
まりながいない状態で、
真弥子が誰かと会って誰と話したかの追加はあります。

シリアとまりなの決闘の時、
真弥子はシリアに人質にされましたが、
実はシリアは戴冠式が終わるまで
真弥子を拉致しようと考えていたことが
この回想でわかります。




プリシアとアクアの会話が出てきます。
プリシアが女王として即位すると、
王権派の主力たちは権力を失う。


王権派の筆頭のはずのプリシア
実は反王権派の思想を持っていた。

P「前国王の権力が衰退し、
王権派の大多数が反国王に回った時、
私はこの計画を思いついたのです」

A「前国王は、反王権派に付け狙われていた。
いつ殺されてもおかしくない」

P「そこで前国王は、ドールマン=孔の
例の研究に目をつけたのでしょう」

A「忠臣の御堂を通して、彼の研究を調べ、
それが合致すると判断を下した」


P「前国王は、少し精神に失調をきたしていました。
完全な躁鬱状態だったようです」

A「御堂はそれでもなお、
前国王の意志をまっとうしようとしているわ」


P「はい、真弥子さんは、前国王以上の暴君となり、
人々の上に君臨することでしょう」

A「彼女はまだ、自分を御堂真弥子だと思っているわ」


その後、真弥子はアクアに問い詰めた結果。
真弥子が御堂から聞かされ、
自分の記憶として残っている母親の記憶は、
実はアクアの記憶である
と気づかされる。

国王の妾腹の子は、
真弥子ではなくアクアでした。




頭が割れるように痛み、目が霞む。
体が限界を迎えようとしている。


父親だと思っていた男から真実を聞かされる。
「お前は、プリシアの体を持った国王だ。
国王の意志を継ぐ者だ。

生前の国王は王権派の派閥から命を狙われていた。
やりすぎたのだよ、クーデター寸前だったのだ。

だから別の姿に変えることで逃れようとした。
プリシアのコピーを使って。
お前は18ではない、正確にはまだ1歳だ。

プリシアの遺伝情報を元に
培養液の中で急速に成長した創造された人間。

完成されたμ-101、
有機ヒューマノイド、

それがお前だ。

前国王は、己の意志が持続することをお望みだった。
つまり、今のお前が国王の意志を継ぐ者だ。

お前が国王を殺したのだ。
そしてそれが国王の意志でもあったのだ。

国王が死に、そしてお前が王位につけば、
再びエルディアを手に入れられる。


国王はディーブらをいち早く呼び寄せ、
プリシアを亡き者にするつもりだった。
王は《テラー》という虚名を使い、
次々と目的を成就なさっていった」


真弥子はプリシアの細胞と
アクアのわずかな記憶がベースになっている、
生後1歳の人造人間。


「真弥子などという娘はいない。
お前の人格は、不安定な国王の
それが休まれている時に現出するだけのものだ。

そう、体は非常に不安定だ。
常時薬品を使用し、記憶を固定しなければ、
脳細胞が破壊されて死ぬ」


インシュリンには特殊な細胞安定剤が含有されていた。
エルディアでのみ開発されたものだったし、
インシュリンの効果もあったので、
公安の調べを通過したということなのね。

そして、しかしそれでも王の記憶は破壊され始めている。
人造人間はまだ人間には到達できなかった領域だった。


桂木と御堂の会話の意味がようやくここで繋がります。

真弥子が王の記憶が発現している状態となっている時、
本来の肉体、つまりプリシアと同じ金髪とオッドアイになる。


二階堂の手には金髪が巻きついていて、
アクアはダイイングメッセージでプリシアのPを残した理由。


つまり、一連の殺人事件の犯人は、
御堂真弥子だった!


というオチです。
これ、殺人現場の回想を何度見返しても
答えにたどり着けませんw





沈みゆく水の底で、真弥子は幸せそうに眠っていきます。



まあ、その後、遺体は回収されたみたいですがw
遺体というのはおかしな表現かも?
真弥子の肉体は一時的に機能停止しただけ。



この回想シーンは、真弥子の日記を読んだ
プリシア視点ということになるのかな?

この、エンディングでやるせない気持ちにさせるのが菅野作品w
DESIRE(デザイア)の方が強烈だったけどw




この新作CGは真弥子が復活したという意味なのかな?
若干、蛇足感がありますねw

DESIREもPC版逆移植に蛇足がありましたけど。


これにて長かったEVEのゲームレビューを終わりにします。
残るは総感想記事とキャラ感想の2記事です。