畑の肥料抜きをしてもらってるエン麦を刈ってみました。
刈ると言ってもほんの一部を試しに刈っただけです。
本来、麦わらとは黄金色になるまで麦を実らせて収穫した後の茎葉を乾燥させた物ですが、
このエン麦はもうすぐ刈り取らないと5月半ばの植え付けまでに間に合いません。
と言うわけで、刈ってみます。
▼使用するのはノコギリ鎌
これ、ダイソーで買った物です。
価格は100円・・・なんて時代なんでしょうか?^^;
利益でるのかな?
▼100円とは思えない程ザクザク刈れます。
普通の鎌で刈るよりも楽ですが、
やはり時間がかかりそうです。
本番では刈り払い機を使おうと思います。^^;
▼断面はこんな感じでギザギザです。
さて、このまま放置しておくと麦わらになる前に腐るので束ねて吊るします。
全てのエン麦を吊るすには近所の農家さんに「なる」を借りてこなくてはなりませんが、
試しに雨除けハウスの骨組みに引っ掛けて、
ちゃんとした麦わらになるか経過を見てみます。
▼ちゃんと乾くかな?
▼これも試しに生のままマルチの上に置いてみました。
ここはスイカの畝ですが、このまま放置して麦わらになるのを待ってみます。
おそらくこまめに天地を返さないと腐りそうな気がします。
この麦にスイカのツルを絡ませたいと思います。
▼実もついています。
普通麦に限らずワラといえば実を取った状態の物ですが、
面倒なのでこのまま放置しました。
実を食べにスズメとかよって来そうな気もしますが、
ウリハムシがスズメを警戒して近寄らない様な気もします。
うまくいくでしょうか?^^;
私は麦わらを使って色んな事をしてみたいと以前から思っていました。
おそらく素人には無理だとは思いますが、麦わら帽子を作りたいんです。
最近の麦わら帽子は麦わらなんて使っていない物が多く、
大抵がビニール製の物。
だから通気性も悪く蒸れる様に感じます。
近所の農家のお爺ちゃんが言うには昔は麦わら帽子を作っていたらしいのです。
もしも覚えていたら教えてもらおうと思います。
そのお爺ちゃんが言うには昔のストローは麦わらだったそうな。
確かに、ストローとはワラの事。
と言う事でストローの長さくらいに切ってみました。
▼断面の図
丸い穴が空いていていかにもストローって感じです。
▼全体像
このまま乾かしてストローにしてみたいと思います。
近所のお爺ちゃんが言うには、
稲ワラは丸くならないからダメなんだそうな。
麦わらのストローを飲み物に添えてお客さんに出したら話が盛り上がりそうで、
想像するだけで楽しいです。^^
あとは、カツオのたたきを作ってみたいです。
麦わらを燃やした時、遠赤外線が非常に少なくて、表面だけいい感じに焼けるのだそうな。
ワラの香りが付いて乙な味になりそうな気もします。
畑をしていると色んな楽しみ方があるので本当に楽しいです。
しかし、生の状態からちゃんとした麦ワラになってくれるかどうかが問題です。^^;