この野菜はなんだと思いますか?ターサイです。
ウソです!ホウレンソウです。(笑)
このボコボコした葉は厳しい寒さにさらす『寒じめ栽培』という方法で育てられるため、
厚めの葉の表面に縮んだようなシワが入ります。
それで『ちぢみほうれん草』と呼ばれています。
寒じめ栽培により、霜を当てることで、ぎゅっと葉が引き締まり甘みが凝縮されるので、
もっとも高いときで糖度が10度以上になるものもあるそうです。
この野菜の購入先は【アグリ園ミヤウチ】さん
私がブログを始めてまもなく発見し、以来欠かさず拝見している農業&ネコ(?)ブログです。
栽培に対する意気込みやひたむきさをブログを通じて常に感じていましたので、
この人達が作るホウレンソウはおいしいに違いない!
私がホウレンソウ大好きな事もあり、出荷が始まる前に予約を入れさせて頂きました。
そして、ようやくようやく届きました。^^
▼早速段ボール箱を開封します。
ひとつひとつパックに入っています。
ひとつひとつ・・・と思ったら1袋に3株ほどのホウレンソウが・・・
中から出すのに苦労するほど詰まっています♪
何とか取り出し、早速試食♪もちろん生でかじります。
▼まずはハサミで切って断面のチェック
分厚いです!!
自慢じゃないですが、ウチの日本ホウレンソウも葉は分厚いですが、
こんなに厚くありません。
しかも、少々固く、良く言えば野性的な食感です。
ところが、このホウレンソウはスゴく柔らかいんです。
では、食べてみます♪
通常、ホウレンソウは甘味、苦味、そしてエグ味が感じられますが、
そのエグ味が全くないんです。
さらに、今までのホウレンソウで感じた事の無いコクがあります。
コッテリとして柔らかな粒子に舌が包まれている・・・そんな感じです。
▼丸葉の西洋種のホウレンソウのようです。
通常、ホウレンソウの厄介な成分である蓚酸は剣葉の東洋種のほうが少ないと言いますが、
これはそう言うアクの少ない品種なのでしょうか?
それとも、育て方?
▼栽培履歴書も付けて頂いてました。
このホウレンソウは無農薬だそうです。^^
プロの農家さんが無農薬で栽培されるなんてまず無い事だと思っていましたので
正直驚きました。
▼サンプルに付けて頂いた三陸つぼみ菜
これはおひたしにすると美味しいそうです。
今まで食べた事がありません。
さて、ホウレンソウに話は戻ります。
通常ホウレンソウの厄介成分蓚酸には諸説あり、
蓚酸は加熱すると消えるので加熱すれば良いと言う説。
また、
加熱すると無機蓚酸になるので生のままの有機蓚酸は体に良いと言う説。
色々ありますが、調理の為にさっと茹でます。
▼茹で上がりました!
この感じ!見るからにぷるっぷるです♪
まるで、ヒトハメわかめの様です。
軽く搾って器に盛り、
和歌山の三ツ星醤油をかけます。
▼いよいよ念願の寒ちぢみホウレンソウが口に~~~♪
うまい!!そして、柔らかい!!
しかも、クセが無い!
トロトロの食感とプルプルの食感、そして・・・・根っこの深い味わい!
絶品です。
単に糖度が高いとかそんなんじゃない味と食感と口当たりの素晴らしさを堪能しました。
▼根っこ
明日はまた別の料理に使いたいと思います。
今日ひらめいた新作、永ちゃん丼チャイナタウンバージョンに使ってみたいと思います。(笑)
アグリ園ミヤウチさんどうもありがとうございました~♪
コレでしばらくホウレンソウ三昧の日々が送れそうです。^^