大玉フルーツトマトをプランターで作りたい!
今年1年のトマト栽培、そして、トマトの梅エキス実験の成果を試す時がやってきました。
熊本県八代の塩トマトが糖度が高く、フルーツトマトの代表格として有名ですが、
そのトマトを家庭のプランターで作れないかという試みです。
以前にもブログに載せましたが、が、
やって出来ない事は無いと思います。
さらに、甘いトマトを作るのにはやはり甘いトマトのDNAに頼る方が良いという事です。
私が放置して作った超甘いトマトの2世は親と同じ様な味、そして、雨除けしたトマトよりも濃い味。
糖度は計っていませんが、体感的には自分の育てたトマトの中ではかなり高かったです。
▼まず、トマトの種を用意します。
↑これは、例の買って食べた超おいしいトマトの孫です。(一番上のトマトの種)
▼そしてこれは世界一トマトです。(中身は去年育てた世界一トマトを自家採種したものです。)
▼塩水を作ります。塩は自然塩に近そうな「五島灘の塩」
濃度は海水塩分の3.5%です。
なぜ、海水を使用しないかと言うと、海水の中にはいろんな成分が入っていますし、
季節や採取場所により塩分濃度が異なるからです。
また、目に見えない有害な物質も含まれるかも知れません。
▼真水をで落ち着かせたセルトレーに種をまきます。
▼塩水を与えます。
↑昔の名札が出て来たので、区別出来る様にセルポットに差し込みました。
これで、海水(塩水)で発芽するかどうかの実験準備が整いました。
問題はココからです。
以前より私は梅エキスによる発根テストを行ってきました。
そして発根に適した濃度(3000倍)にたどり着きましたが、
これは逆に言うならトマトが発根するのにストレスを感じない濃度という事です。
(梅エキスの3000倍に相当する梅酢の希釈濃度は計算出来ます。)
なので、今日の実験準備段階で発芽が認められた場合、
適正発芽塩分濃度を海水の塩分濃度の3.5%とし、
梅酢に含まれる約20%の濃度を海水の濃度まで薄めて与えようと言う計画ですが、
蓄積されていく梅の成分と塩分により、問題が出てくる可能性が充分に考えられます。
その他の問題として、そもそもトマトがストレスを感じて、実を甘くすると言うのは
結実してからでも良い様な気がします。
しかし、熊本県八代の塩トマトは塩分を含んだ土壌で苗から育てられています。
ストレスも慣れてしまえばストレスに感じないのではないか?
とすると、ストレスが原因ではなくやはり、塩分が水分の吸収が阻害され、
水を与えていない状態になるからなのでしょうか?(それもストレスといえばストレスですが。)
解らない事がいっぱいです。
ちなみに、こんな育て方をしている方々もいらっしゃいます。
http://www.oita-musashi.com/archives/cat44/post_119/
記事の中にある様に海水を与えながらモーツァルトを聞かせるとか・・・
まさにアメとムチですね。w
この実験でおいしいトマトを収穫しようと言う気はあまりありません。
季節外れですから・・・。
そりゃ、1段でも収穫出来れば嬉しいですけど♪
来年にむけての今年最後のトマト実験です。^^
ということで、どうか発芽しますように。(。-人-。)
※なぜ、梅や梅酢にこだわるかというと、
私は紀州人ですので有効活用したいだけなんです。w