2016619日(日)、
第二回 ART&CHAT CLUB(ACC)ワークショップを開催しました。

午前中は、子どもたちが幼児期から思春期にかけて
どんな気持ちを持つ傾向にあるかをお伝えしたあと、
ナビゲーターの柳田ありすさんから
ワークショップの説明をしていただきました。

おとなになったきょうだいは、
障害そのものを、ジャッジしたり、意識しないけれど
学校で友達に説明しづらかったり、
からかわれて嫌な思いをしたり、
複雑な心境をかかえることが多いのです。
 

わかってほしい
でも
わかってくれないだろうな
 

そんな思いを抱えたまま、いつの間にか気持ちを
溜め込んでしまうことがあります。


パパやママを心配させたくないので、
大丈夫って言ったりします。
 

ART & CHAT CLUB(ACC)ワークショップでは、
そういった経験をしてきた「おとなになったきょうだい」や、
ボランティア経験のあるスタッフさんが
一緒に遊びながら、こころとからだを解放していきます。
 

午後から始まったACCワークショップ!
ポイントカードには、2つめのカエルさんスタンプが押されました!


集まった子どもたちは、みんな元気、元気!

お帰り~、また会えて嬉しいよ~

 

スタッフと、ハイタッチしながら、
子どもたちから笑顔がこぼれました。
 


子どもたちがワークショップを受けている間は、
お父さん・お母さんたちは別室でティータイム。
お子さんのことをたくさん話しました。


保育では、障害を持っているお子さんや、
ワークショップに参加するには
ちょっぴり早いお子さんたちをお預かりしました。

ホワイトボードにお絵描きをしたり、絵本を読んだり、
笑顔いっぱいで楽しく過ごしました。

とっても優しい保育士さんたちが、
たっぷり遊んでくれたので大満足でしたね!!!
 

急なお願いを聞いてくださった保育士のお二人には
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。
 

ワークショップには、13人のお子さんが参加しました。
定番の名前を憶えるボール投げゲームや
風船陣取りゲームでは、
弾けるように身体を動かして思いっきり発散していましたね。

初めて会ったのに、
数時間でこんなに仲良くなっちゃいます。


休憩をはさんで、ナビゲーターのありすさんが
「お地蔵さん」の劇を演出してくださいました。


そして、最後にお父さん、お母さんに披露してくれました。
みんなとっても上手だったよ!
 

最後は、親子で抱っこタイムをして、
いつものクールダウンタイム。

普段は、障害児のケアで忙しいママやパパを独り占め
何から話そうかな、ちょっと照れくさいや
でも、とっても安心する・・・

子どもたちはずっと前から何かが違うってことは
わかっています。

兄弟姉妹に「障害」があるということは、
あまり重要なことではありません。

それよりも、
なぜ喋れないのか、
なぜ自分と違うのか、
ずっとこのままなのか、
将来はどうなるのか、
なんでママは泣いているの?
なんでパパは哀しそうにしているの?

そんな純粋な疑問に、
おとながひとつひとつ丁寧に答えてあげることが
とても大切で、
わからないことは、一緒に考えていこうって
子どもたちに言ってあげてください。
 

子どもが興味を持ったとき、
不思議だなって思った時に、
自然に伝えられる準備をしておきましょう。
 

どんな準備をしたらいいのか、そのことについても
みんなで話し合っていきましょう
 

子どもは大人が思うより、
深く現実を理解することができます。
 

それは直感で物事をとらえているからです。
 

お父さんやお母さんが愛情を込めて
ありのままを伝えてくれることが、
子どもたちにとっては大きな安心に繋がります。
 

来月は、710()1330分から
第三回ACCワークショップを開催します。
 

直感を働かせるピピピゲームで五感を研ぎ澄まし、
身体を動かすゲームでは思いっきり弾けます。
そして、さまざまなアート尽くしの一日になりそう。

ありすさんが親御さんや子どもたちのために、
スペシャルな演出も考えてくださっています。
 

またまた贅沢な内容になりそうですよ~!
 

いまからとっても楽しみですね!!!

 

お申込みは、http://canjpn.jimdo.com/entry-form/
 

 

お気軽にご連絡ください!
 

保育もありますので、障害のあるお子さんをお連れ頂けます。