命の灯 | しっぽのきもち

しっぽのきもち

8匹のワンコとまったりな日々♪

皆さん、沢山のメールや
メッセージ
ありがとうございます

書こうか迷いました

と言うより
書けるのか自信がありません
でした

でも、書かなきゃって
思いました

ノンちゃんがどのように
亡くなったかではなく

どのように頑張ったか
を、残します

上手く書こうとは
思っていません

でも、読んでやってください


日曜日の朝
少し食欲がなく

ノンちゃんが、
食欲ないなんて珍しいなぁ
と、思いながら
レバーの水煮を
トッピングしたら
ガツガツ完食

仕事に行き夕方帰ると
少し吐いていました

晩御飯も食べません。

明日、仕事から帰って
病院行こうね

と、その日は休ませました。

月曜日、やっぱり食べません

昼休憩に帰ると

おしっこを漏らし
痙攣していました

慌てて病院に駆け込みました

そのまま入院

夕方、病院から
危篤状態との連絡をもらい
診察時間が終わるまで
面会室で居させてもらいました

目に力も戻り
一旦持ち直しました

でも、今晩がやまだろうと
言う事で
夜中でもいいからと
連絡をお願いし、帰りました

夜中、3時前
電話が鳴りました

どれだけスピードが出ていたか
自分でもわかりません

遠くない場所なのに
でも、物凄く遅く
遠く感じました


連れて帰りたい
でも、最後の最後に
苦しませる のだけは、イヤだ

ノンちゃんを撫でながら
一時間近く動けませんでした

先生は、
黙って付き合ってくれました

「連れて帰ってあげますか?」
先生が言いました

はい

と、返事をすると

「点滴を外しますね」
と、言って
ノンちゃんを撫でてくれた
その背中越しに
先生の鼻をすする音が
聞こえてきました

先生が、
車まで抱っこをしてくれて
助手席に乗せてくれました

お礼を言った後

頭の中に、一瞬
潮がスーッと引くイメージが
浮かびました

シンとした空気と
澄んだ星空

あぁ…

命の灯が消える

家に帰ろうね…

ドアを閉めて
エンジンをかけた瞬間
ブァッと涙が出てきて
もう止まらなくなって
声を上げて泣きました

こんな泣き方は
子供の時以来です

正直、親が死んだ時より
泣きました

家に着き、娘が用意していた
布団に寝かせました

娘も、
ノンちゃんと話しを
したいだろうと、
私は、その場を外して
少し家事を片付け
戻ってから
すぐの事でした。

走る様に、四趾で
軽く宙を蹴り
一つ大きく伸びをして
そのまま、眠るように
逝きました

穏やかで静かな最期でした

家で看取る事ができて
良かったと思いました。

あの時、
背中を押してくれた先生には、本当に感謝しています。

眼の治療も順調で
涙量も劇的改善だと
誉めてもらった

その潤んだ黒い瞳に
私の姿が写っていたのが
わかった

きっと、私が見えてたよね?


次の日の朝の寂しさは
言い表せません

居ないのに
必死で探しました

でも、どこを探しても
居ません

皮膚炎だったので
特有の匂いがしたのに
その匂いさえしません

まだ信じられません

どこかに隠れてるんじゃないか
と思います。

突然、涙が出ます

他のメンバーが居るので
慰めてくれます

お世話もちゃんとしています


でも、
ノンちゃんは、
ノンちゃんだけです

代わりは居ません

もうしばらく

自分の気持ちと
向き合いたいと思います

長々と
お付き合い
ありがとうございました

私の
白いテリア

ノンノン

愛しているよ