はてさて・・・ | もちゃらるだすのブログ

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日々思ったことを気ままに

河本氏の謝罪会見と、それに対するツイッター上の意見は、どうも2つに分かれて
印象としては対立している気がした。
不正を許してはいけないという側と、
必要以上の糾弾は恐怖社会になるという側。
メディアの擁護とかは阿呆らしくて聞く気になれぬけれども。

非常におおまかなので、そうじゃないよ!もあるかもしれないが。
私の受けた印象ではこういう感じがした。
何か口を挟めない雰囲気が・・・・(´・ω・`)

さて最近・・・こういう対立が多いなと思う。
まあきっと問題にする視点が多岐にわたる部分も大きいかもしれない。
本人ではなく、母親や親族にその疑い(なのかね?)があるという点や
国会議員が国会で問題にしたという点。
芸能人であるという点等々。
しかしながら・・・お互いに知恵を出し合ったほうが良いところで、
溝ばかり深まって考えが固執してしまう感じがして残念な気持ちになることが多い。


私はどちらにも一理あるとは思うのだけどもね。
不正を許し、見逃す社会は崩壊するだろうなと。
と同時に不正を徹底的に糾弾する社会というのも閉塞感で崩壊するだろうなと。


じゃあどうするの?となるけれども。
実は私、これは相反するものではなくて、根っこは同じだという考えを持っている。
社会秩序が守られていない状態という根っこがあると。
学級崩壊しそうな(いやもうしている?)状態に近いとさえ感じる。
皆が生活に安心感がもてなく、気持ちに余裕もなく、ささくれだって、荒んでいる。
現在、不正が横行していると多くの人達が憤りを感じているからこそ、
こんな風に騒ぎになっているのではないかなと。


・・・なので、確かに糾弾がの気持ちはわかるけれども、
不正がそこにあるのならば、それに対してできる限り
真っ当な対処をしていかないとと思う。まあ私が対処するわけではないのだけどもね。
そこで真っ当な対処がされないから、必要以上に叩きたくなる人も出るのではないのかと。


生活保護の問題はきっとその秩序の崩壊の一端を表している。
働いたら負けのような現象が起きていたり。
在日外国人の問題も加わっておかしな歪みもあったり。
受けられるべき人が受けられず、本来なら受けなくても良い人が受けていたり。
それに加えて失業の問題、雇用の問題、景気の問題。
多くの人達が不安定な気持ちで生活を送っている現状。
メディアや政治自体が秩序もへったくれもない有様だし・・・。


私はやはりこれを機に生活保護の制度のあり方について考えることは
大切ではないかと思うのだけどもな・・・。
それは誰かを叩くことでも、嫉妬でもないと思うのだけどもね・・・。


現状の「働いたら負け」「真面目にやってるほうがバカを見る」
なんていうのはやはりおかしいのであって。
そして「貰えるものは貰っとけ」というのも
おばちゃんからもらうアメちゃんなら激しく同意するけど、
月何十万もの生活保護費となったら、やっぱりちょっと待て・・・が本音である。
そこでブレーキがかからないような精神的な荒廃は
もっと恐ろしい負の連鎖を招くと思うのだが。


さらに、社会保障はこうあるべきー!とやってみたところで、
財源がなければ真っ先に削られる・・・というか破綻するのはこうした保障じゃないかと。
制度自体がもつかどうかも最近疑わしく感じる。
そうした現状も頭の隅において議論する必要があるのではないだろうか。
明日は我が身なのだから削るなと言っても・・・
無理なものは無理になるわけなのだから。


ということを踏まえたうえで、
生活保護受給の制度のあり方については大いに議論して良いかと思うのだった。
ただ・・・・どちらの主張をする側にも、罵倒・嘲笑・レッテル貼りの好きな人がいて
そういう人が混ざると、意見が言い難かったり、おかしな方向に話がいったりして、
何だかなぁ・・・・とモニョってしまい・・・自分はツイッターにいけなかったりするのだった。

童話書いてたほうが幸せかもな・・・