「あい」巡業旅行

 

あいち国際女性映画祭での上映を終えて、その日の午後、岡山に向かいました。

 

岡山では、101日の上映会のための宣伝をするために、岡山放送にお邪魔させていただきました。

そしてラジオの生放送。

事前の打ち合わせをする間もなく本番に入ったので、きちんと話せたかどうかは不安でしたが、貴重な時間をいただいて感謝感激。

 

その後はマリンライナーに乗って瀬戸内海を一跨ぎ。高松に移動。夜の9時過ぎには着いて、ホテルに。

翌日は12月に上映を予定してくださっている香川県での実行委員会があるので、資料の整理などをしていつもより早めに寝ることができました。

 

そして翌日。

午前中は知人とお茶。

少し早めに、会場の高松市男女共同参画センターへ。

 

そしてお昼は名物のさぬきうどんを食べるためにセンター近くのうどん屋さんに。

そこのお店では障害者が働いていて、味もとってもおいしかったです。

 

香川県上映実行委員会には20名近い方が参加してくださいました。

実行委員会に参加してくださっているのは、それぞれに大学や団体、組合などで活躍されている識者の方たち。実に広範な分野の人たちが上映会に向けて集まってくださったことは、本当にうれしく、感謝感激。

市内はもとより遠く坂出や、他の地域から駆けつけてくださったのです。

そして、和気あいあいとした中にも、上映に向けての熱心な討議が続きました。

 

その夜は、実行委員会にも参加してくださっている親しい友人と中華の会食。

 

翌日は朝早くのマリンライナーで岡山に戻り、高速バスで倉吉に向かいました。

 

東北、北海道の方は台風の影響でお天気が良くなかったようですが中国地方は快晴の1日。

車窓の景色を楽しみながら、ルンルン気分で倉吉に着きました。

 

倉吉では、SNSで「あい」のことを知ってくださった当事者の方が県の家族会に働きかけての上映会が実現したのです。

 

会場は駅からかなり離れたところにある倉吉未来中心のホール。

300人ほどの席は8割がた埋まっていて、皆さん熱心に観てくださいました。

 

上映終了後は倉吉から鳥取に出て、特急列車で大阪に。

 

もうあたりはすっかり夜になっていて、折角の景色は見えなかったのが残念でしたが、9時前には大阪に着いて乗り換え、快速電車で奈良に向かいました。

 

高松から岡山、倉吉、鳥取、そして奈良へと、この日は終日乗り物に乗っていた気分。

さすがの私もホテルに着いたときはドット疲れた出た感じになりました。

 

でも、翌日は1日休日。

 

この日は、お昼過ぎに東京からくる藍工房のメンバーを駅に迎え、その後は奈良上映実行委員の上谷さんの案内で奈良公園一帯を散策。

猿沢の池、東大寺、二月堂、そして若草山を臨みながら春日大社と約4時間。

脚は棒のようになってしまいましたが悠久の歴史の一端に触れる楽しいひと時を過ごしました。

 

そして翌日は奈良での上映会。

 

会場はなら100年記念館。

 

1300人も入る大ホールで、果たしてどうなることかと心配しましたが、午前、午後の上映会に、客には観でがいっぱい。

 

ロビーでは藍工房でみんなが染めた布を組み合わせたタペストリーの展示も行われ、また奈良の各作業所の方たちが創った作品やクッキーなどの展示即売も行われ、賑わっていました。

 

この日の上映会では、ソプラノ歌手の岡田由美子さんによる主題歌の披露をはじめ、東京から参加したメンバーたちも舞台に上がってご挨拶をしました。

 

こうして、1週間にわたる巡業の旅は奈良での上映会で終わり。

その日の夜遅く、無事我が家に戻ってくることができました。

 

皆さんの善意と熱意で開いてくださった上映会。

何とも幸せな1週間でした。

 

高松での実行委員会

 

倉吉の梨畑

となった倉吉未来中央のホール

東大寺で・・

 

大仏様

 

2月堂への脇道

 

なら100年記念館での上映会準備

 

ほぼ会場いっぱいの観客

 

ロビーにも列が・・

 

 

藍工房のメンバーは自分たちの作品を紹介

 

実行委員会の人たちと記念撮影