全日空の国際線ネットワークが拡充されます！全に空は10日、新路線の開設及びジョイントベンチャーの拡大を発表しました。
・東京(成田)～ヤンゴン線の開設
10月15日より、ミャンマーの首都、ヤンゴンへの直行路線を開設します。運航ダイヤは、月･水･土の3往復/週でB737-700ERのビジネスクラスのみのビジネスジェットが充当されます。
＜運航ダイヤ＞
成田 10:30→ヤンゴン 15:30/21:30→成田 6:50+1(月･水･土のみ。～10月27日)
成田 11:10→ヤンゴン 17:05/22:00→成田 6:40+1(月･水･土のみ。10月28日～:除く1月5～28日)
・東京(成田)～デリー線の開設
10月28日(デリー発は10月29日)より、デリーへの直行路線を開設します。毎日運行で、B767-300ER型機が充当されます。
＜運航ダイヤ＞
成田 17:20→デリー 0:20 +1/1:25→成田 12:50(毎日)
・日本～欧州間ジョイントベンチャーの拡大
現在、全日空とルフトハンザドイツ航空との間で行われている日本～欧州間のジョイントベンチャー(共同事業)を、ルフトハンザ子会社のスイスインターナショナル航空、オーストリア航空も加えます。これにより、日本からの直行便就航地点に、ウィーン、チューリッヒが加わります。
(当該プレスリリース1 成田＝ヤンゴン線、成田＝デリー線の新規開設について :全日空)
(当該プレスリリース2 ANAとルフトハンザ ドイツ航空の日欧Joint Ventureに新たにスイス インターナショナル エアラインズとオーストリア航空が加わります :全日空)
今回はアジア路線の増強が発表されました。ヤンゴン線は民主化で経済活動が活発化しているヤンゴン路線の開拓が目当てと思われます。ビジネスジェットで週3便での運航ですしね。
一方のデリー線はデイリー運航で、さらには日航が運航している路線に殴り込みを掛けに行くもの。運航ダイヤも、成田を夕方発、成田に昼過ぎ着と北米路線への接続も便利なダイヤとなっており、日本との往来の増えているインドへの渡航需要にとどまらず、北米とインドを往来する需要の取り込みを狙っていると考えられますね。
デリー路線は日航もデイリー運航にし、さらにドリームライナーことB787を投入する重要視している路線。この市場に生き残れるのかに、注目したいところです。
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