【3月2~3日分】18きっぷ&フェリーで首都圏発関西経由福岡行! Part2 | 全国鉄道乗りつぶし日記&鉄道、航空ダイヤ・カープニュース

 青春18きっぷと関西~北九州間のフェリーで東京から福岡へと向かう今回の旅。Part1では、首都圏を出発して豊橋までやってきました。

前回の記事はこちらから

 → 【3月2~3日分】18きっぷ&フェリーで首都圏発関西経由福岡行! Part1

 それでは、今回は豊橋からの続きです。

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 さて、豊橋からは名古屋圏の快速列車に乗車します。しかし、大垣方面は3分前に出たばかりで、次の列車は10:51発の新快速と15分もの余裕があります。

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 豊橋駅には東海道本線、新幹線の他、飯田線、そして豊橋~名古屋~岐阜間で東海道本線と真っ向から競争する名鉄も仲良くJRの駅に乗り入れ。飯田線と東海道本線に挟まれた番線からの発着で、ノーラッチで乗り換えられます。

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 名鉄のホームへ行くと、名鉄岐阜行のパノラマライナーが停車していました。

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 ライバルと睨み合うように、発車を待っています。
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 1、2番線ホームには飯田線の列車が停車していました。行先が下諏訪とか長野県の地名もちらほら。引退までカウントダウンに入っている119系もこの日はまだまだ活躍していました。製造当初のではなく、JR東海になってからの湘南カラーの帯の塗装になっている編成でした。

 さて、お弁当とお茶を調達したら、新快速で名古屋都市圏を一気に駆け抜けます!


・東海道本線 新快速大垣行 2315F 豊橋 10:51→大垣 12:18
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 豊橋からは313系転換クロスシート車6両の新快速電車に乗車します。313系には様々な内装パターンがありますが、今回の編成は全ての座席が転換可能でドア付近であっても、進行方向を向けることが可能な座席が並ぶ車内。進行方向への執念が垣間見えますね。

 列車はガラガラの状態で豊橋を発車しました。ちょうど右手には同じ頃発車の、赤い名鉄の急行名鉄岐阜行が併走。しかし、こちらは徐々に加速して突き放していきます。

 次の蒲郡あたりからじわじわと乗客が増え始めます。蒲郡~岡崎間では、JR四国のアンパンマントロッコ列車を、昨年の東日本大震災で被災した東北地方に貸し出すため、回送中の列車とすれ違います。ちょうど、ダイヤの関係で、停車しているところでした。
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 次第に雨がぱらつき始めました。あいにくの曇り空も、ついに雨を降らし始めて来ていました。そんな中、岡崎に到着。岡崎辺りからはかなりの乗客があり、座席が徐々に埋まり始めます。安城に停車して、容赦なく新幹線停車駅の三河安城を高速で通過し、次の刈谷ではついに立ち客が生じます。

 名古屋都市圏の東海道本線の快速系列車は、JR西日本エリアの各駅停車、快速、新快速の3本立て体制とは異なり、普通列車と快速系列車の2本立て。基本種別を快速とすると、快速運転を行う豊橋~岐阜間では、途中、三河三谷、蒲郡、岡崎、安城、刈谷、大府、共和、金山、名古屋、尾張一宮に停車。快速停車駅から三河三谷、共和の2駅を除いた列車が新快速で、さらに大府を除いたのが特別快速。僅かな停車駅の違いを表すために、種別を使い分けています。

 名古屋の街並みも徐々に広がり始め、熱田の手前で平行してきた名鉄名古屋本線に常滑・セントレア方面からの常滑線も合流したところで金山に到着します。前を行く貨物列車か何かの遅れの影響で3分延。中央本線に名鉄・地下鉄と接続する金山では下車客のほうが多く、車内に余裕が出てきます。

 そして東海道本線-名鉄-中央本線との並びが名鉄と中央線が入れ替わったところで、世界一の駅ビル、セントラルタワーを擁する名古屋に到着します。残念ながら、雨が降る中、セントラルタワーはかすんでいました。名古屋では乗客はかなり入れ替わりますが、乗客も多く、再び多数の立ち客を出して発車します。

 枇杷島付近でJR東海の子会社、東海交通事業の高架橋がデルタ線を形成して東海道本線と接続します。そして、名古屋から遅れている先行列車につっかえながら走り、尾張一宮に到着。ここで降車客も多く、立ち客はちらほら程度に。さらに7分ほどで岐阜県の県庁所在地、岐阜に到着します。ここではかなりの乗客が降ります。雨はまだ降り続いており、岐阜のビル群も上の方はかなりかすんでいますね。

 岐阜を過ぎると名鉄と真っ向勝負する区間は既に終わり、大垣までの最終コースは各駅に停車していきます。西岐阜~穂積間で長良川を渡り、穂積でかなりの降車で車内はガラガラに。そして、大垣到着前に鉄橋上で先行列車につまります。川を渡り、右手に樽見鉄道が平行してくると、大垣に到着しました。
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 先行列車の影響を受けたのはこの新快速のみではなく、名古屋から後を追うように北陸へ向けて走っているJR西日本の683系特急形電車による富山行「しらさぎ」 も遅れていました。


 豊橋~大垣間の新快速電車で車窓動画を撮影しました。車窓動画はこちらからどうぞ。

  → 【HD車窓】東海道本線新快速大垣行(豊橋~大垣)


・東海道本線 普通米原行 227F 大垣 12:42→米原 13:18

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 大垣からは東海道本線で特に本数の少ない区間に入ります。普通列車は主な時間帯は平均して30分間隔。

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 20分ほど次の列車を待つことになります。米原~大垣間は、東海道本線の中では、本数の少ない区間ですが、18きっぱーと思しき大きな荷物を持った乗客がホームに集まってきました。

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 そして12:32、米原からの折り返し米原行が入ってきました。今回の列車は313系4両編成で、ローカル線向けの2両編成を2両つないだセミクロスシート車両。ボックスを確保して、発車を待ちます。この列車の入線した直前の12:31に豊橋からやってきた快速列車からの乗継客も受け入れ、発車時には座席が大体埋まって、立ち客もいる状態に。自分のボックスにも、北朝鮮の金正男に似た男性と、スカイツリーだの茨城の地震など、関東方面の会話をしているビジネスマン2人組が座り、4席とも埋まりました。

 さて、大垣を発車すると左手に元近鉄線の養老鉄道線を眺め、さらに電車区、そして美濃赤坂への支線と、下り特急列車や貨物列車等が通る新垂井経由のルートを分けて進みます。そして、新垂井経由のルートと合流して関ヶ原。関ヶ原で、先ほどのビジネスマン2人組は降りていきました。

 大垣を発車するといきなり田園地帯になったことからも、名古屋から続いてきた街並みも本当に途切れるあたりなのでしょうか?乗客も関ヶ原までで3割ほど減りました。

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 関ヶ原を発車し、県境の難所区間に入るところで、お昼ごはんにしますか。今回は、豊橋駅で購入した「飯田線秘境駅」弁当をいただきます。
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 お弁当の中身はこんな感じ。お弁当のタイトルの飯田線は山間部をゆく路線なだけに、山で採れそうなおかずが多いですね。特におこわがおいしい!東海道新幹線の最大のネックにもなっている関ヶ原エリアに若干残る雪景色を眺めながら、昼食を頂きました。

 そして、柏原から滋賀県に入って以降、ほとんど乗客の動きが無いまま、終点の米原に到着。3割が岐阜県内で降りましたが、他の乗客の多くは米原まで乗りとおしました。


・琵琶湖線(東海道本線) 新快速姫路行 3463M 米原 12:50→京都 13:43

 ※実際には約30分遅れで米原発車。京都にも33分遅れで到着。したがって、予定の列車の前の列車に乗車。

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 さて、予定では僅か2分乗換のため、やや急ぎ気味(それでも同一ホーム)に姫路行新快速に乗り換えます。しかし、2分以上の間があって、発車。発車後、「遅れております新快速姫路行です。米原駅を約30分遅れで発車しました。本日は・・・の人身事故の・・・」との車内放送が。どうやらこの列車は予定の米原13:20発の新快速姫路行ではなく、米原12:50(に出るはずだった)新快速姫路行でした。どうりで、12両編成なのに座席の多くが埋まっているわけですね。

 次の彦根では、30分間列車が来なかったのか、かなりの乗客で早くも立ち客が発生。彦根~能登川間では新快速らしく全力で走ります。次の能登川では、たぶん普通(普段を知らないのですみません)の数の乗客。運転再開時に1つ前の列車が運んだんでしょうかね?名古屋当たりからの雨はここら辺で一旦上がります。近江八幡では、高校生がかなり下車し、彦根発車時に比べるとむしろ余裕が出てきます。近江八幡では傘をさした人が見えたので、再び雨が降ってきたのでしょうか?
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 さて関西アーバンネットワークの中核、フラグシップトレインの新快速列車は最高速度130km/hで山科~京都~大阪~神戸~姫路間では15分間隔。山科以東も湖西線や北陸線経由で敦賀へ、姫路以西も山陽線の上郡や赤穂線の播州赤穂にも乗り入れ、かなりの広域ネットワークを形成。

 列車には常に、3つドア転換クロスシート車両のJR西日本では最新の系列が投入され、現在では223系及び最新鋭の225系で運行されています。私鉄との競争が激しい関西なだけに、内装にも他のJR各社以上にしっかりとしていますね。関西のセンスだと、おちついた内装が好まれることもわかります。(そりゃJR九州は派手すぎますよ)椅子もしっかりとした厚さがあり、18きっぱーにはありがたい区間ですね。そんな列車のなかでウトウトとしてしまいます・・・
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 目が覚めると石山でした。ちょっとだけお昼寝していたみたいです。石山、大津と停まっていきますが、乗客の流れも落ち着いてきており、ダイヤ乱れも徐々に解消されつつある模様です。

 滋賀県と京都府の府県境を越えて、山科で湖西線が合流すると、左手をゆっくりと走る特急サンダーバードをあっさり抜き去ります。しかーし、遅れていたサンダーバードは本来先行列車だそうで、トンネルを抜けて京都駅間近のところで減速し、停車。サンダーバードに報復されあっさり抜かされます。そして「先行列車が発車してからの京都駅到着です」とのアナウンスが入ります。左手のサンダーバードは同一ホームを利用するのでしょうかね?

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 自分の予定よりは4分ほど遅れ、列車は定刻より34分ほど遅れて京都に到着しました。


 ほぼ予定通りに京都に到着したので、フェリーの発車まで関西エリアの乗りつぶしを敢行しますか!まずは京都で新快速を後にして乗り換えます。続きはPart3で!


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