若き日のバイブル | CompTALK ver.6

若き日のバイブル

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若いころ、
ほぼ、僕の感性の核となった
片岡義男氏の小説。

人にあげてしまったり
無くしてしまったものもありますが
「彼のオートバイ、彼女の島」
に関しては三回買い直しました。

作品中に出てくる
「風になりたい」
というセリフ。

あの頃、その感覚と感情が
知りたくてバイクの免許を取得し
バイクも買ってしまいました。

案の定、親には事後報告です。

内緒にしてたというよりも、
言うことすら忘れてました。

まあ、同居してましたが
仕事もしてましたし
成人してましたからね。

そーいえば、
いろんなこと
いつも事後報告ばっかりです。

思い始めると妄想度合いが
尋常じゃありません。
頭の中がそればっかりになります。

なので失敗も多いです。
あまり人には相談とかしませんしね。

たしか、68万のローンです(笑)
もちろんカワサキです。

今はもうバイクには
乗ってませんが
あの頃は本当に
バイクに乗っていれば
それだけで幸せでした。

真冬の朝、
信号待ちで
グローブのままの手を
エンジンの温もりで暖めたり。

真夏は海の見える道路脇に停めて
バドを流し込んでバイクの上で昼寝したり。

一人で温泉ツーリングに出たり。
(ミーヨのような女性には出会えませんでした)

バイクを乗ったらやってみたいこと
かたっぱしからやってました。

当時は携帯電話もなかったので
あてもなくツーリングにでて
どこで何してるかとか
いつ帰ってくるか
わからないなんていうのは
ざらでした。

ある意味、いい時代です(笑)

今の時代なら
「今日は温泉ツーリング!」
だとか、SNSに発信できますが
でも、仕事サボってきてるなら
いえませんけどね。(笑)

たまには
手のひらにおさまる
小さな画面を眺めるのをやめて
旅に出るのも悪く無いかもしれません。

まあ、3日が限界かもしれませんが。。。