■トレーニング原理
①トレーニング刺激に対する身体の反応
 2種類の反応
 1)急性の反応
 2)トレーニング効果
  筋肉は運動によって刺激を受けると強くなり、筋肉に送られる血流量が多くなる。
  筋細胞内の変化によって筋肉に供給されるエネルギーが増加し、運動中に蓄積する
  乳酸の量は減少する。安静時心拍数は確実に低下する。

②トレーニングの特異性
 ある競技種目に習熟するにはその種目の練習をしなければならない。

③体力向上の速度
 トレーニング効果が得られる速度は最初は速く、その後は時間の経過とともに
 徐々に遅くなる。

④個人の限界
 「自分は1つの限界に達したからトレーニングプログラムを見直さなければならない。」
 生理学的なパフォーマンスは長い期間向上し続けると考えられ、事実そうなることが多い。
 
⑤収穫逓減
 トレーニングの時間と強度が増すと、その効果は減少する。
 トレーニング後期における体力向上の幅はトレーニング初期ほど大きくない。
 激しいトレーニングをすればするほど、進歩の幅が小さくなっていくのは事実である。
 それでも加速度的な減退の原理の要素が大きくならない限り、必ず体力は向上を続ける。

⑥加速度的な減退
 高いレベルのトレーニングでは減退のリスクが高まる。
 トレーニング刺激が上昇すると故障や病気による減退のリスクが高まる。

⑦能力維持の簡易性
 1度目標を達成してしまえば、二度目以降の達成に必要な努力は、最初よりもはるかに少なくてすむ。 
 
職員が39万人いる。
1%届かない。
改革は難しいのではないか。
インターネット通販でも、いいものがあると配達員が
パクってしまう。

普通の国では考えられない。
合理化、民間出身の人で大改革を行う。
日本は人手不足。
人がいないために受注できないということが多い。
資材も高騰している。

ビッグデータといわれているが、
そういう人材がいない。海外に行かざるを得ない。
→今までは中国だったが、インド、フィリピン。
英語でよければフィリピン。

中国は圧倒的優位性が下がっている。
人件費がどんどんあがっている。

住宅、車を買うために膨大な借金を抱えている。
昇進、昇給を前提に借金をしている。
そのため、給料は上がらないというオプションは考えられない。

日本はそれがなくなったが、よく持ちこたえられている方だ。
中国だったら暴動が起きるだろう。
■中国格差問題

中国都市部の貧富の差242倍
~北京大学調査~

持てる人がさらに持てる人へ
アメリカ社会へ

共産党革命のときは80倍ぐらいだった。
むしろ格差が広がってしまった。
改革開放制度。

鄧小平の先に豊かになる人は先になったが
後が追い付いていない。

新しい政府(習金平)
は腐敗の撲滅をやっていて、貧富の差の縮小は
やっていない。

ただ、世界で見ると中国よりも差が大きいところはある。
南アフリカ等。

日本は中ぐらい。北欧型。
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか/ダニエル・ピンク

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モチベーション1.0はいわば生存のためのモチベーション
つまり、「生きるために働く!」ってやつです。

モチベーション2・0は報酬をあげれば頑張るというモチベーション
つまり、「にんじんのために働く」ってやつで、それを
利用した制度として成果主義なんかがあります。

モチベーション3.0とは、2.0までの理屈、いわゆる外的
動機付けとは180度異なり、内なる動機から生まれるもの、
内発的動機というもので、これからは社会全体この動機を考慮しないと
ダメなんじゃない?って話です。

ちなみに、モチベーションの仕掛け(本の中では「OS」という言葉で
表現してます。)は、仕事の内容によっても効果が変わってくるという。

いわゆる報酬によるモチベーションコントロールは、ルーティンワークに
は有効だとか。ルーティンワークでなく、より頭を使う仕事、創造力が
必要な仕事は、内発的動機付けが効果的らしい。その場合、報酬は逆効果に
なりさえするという。

一点この本で懸念点がある。
こういうのを盾にして、人事が給与(報酬)を抑制するためのイデオロギー
というかそれを正当化するためのロジックに使わないでほしいですという
ことです。。。

結構面白かったですね。
ユニークな視点です。EUのニュースは
日本ではテレビ、雑誌、本なんかでほとんど
やらないから新鮮ですね。

EUはスーパー国家(国家の国家)です。
EUは人類史上初めて武力によらず判図を拡大した例とのこと。

国の定義は、
1.国境があること。
2.軍隊を持つこと。
3.憲法(法律)を持つこと。
4.通貨を発行していること。
の4つを満たすことだそうです。

EUは全部満たしています。
1.国境はEU加盟国の国境
2.NATO
3.EU憲法
4.EURO

逆にそれ以外のヨーロッパの国は
軍隊をNATOに頼っていたり、EUROを
使っていたりして、すでに国家といえるのか?

また、日本も軍隊を持っていないので、国家と
いえるのか?半人前といわれるのはそのため?
とか、台湾は全てを満たすが、なぜ国家でない?
など、いろいろ疑問が出てきました。
衝撃! EUパワー 世界最大「超国家」の誕生/大前 研一

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女の勲章 (下巻) (新潮文庫 (や-5-39))/山崎 豊子
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下巻は、式子のパリ出張を中心に話が展開する。式子との体の関係を利用して、強引にビジネスの世界に引きずり込む銀四郎の手から逃れ、銀四郎とは正反対の哲学を持ち、以前から式子が慕っていた白石教授を追ってポルトガルに・・・。
自分の事業欲を満たすために女4人を利用した銀四郎は最後まで自分のやり方を貫いた。終わりは、、なんとも切ない。。銀四郎は何もなかったように のうのうとビジネスを拡大させていくのだろうか?倫子は野本敬太のもとへ戻るのだろうか?など、想像を掻き立てる終わり方だった。。
ただ、これだけは言いたい。
「銀四郎よ、いつかお前が行った仕打ちは、自分に跳ね返ってくるだろう」と。

地獄のゆりかご―小説 IT企業、窮地からの脱出/安岡 彰一
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バブル期後半のIT企業が中間決算下方修正で
銀行に見放され、社長が死に物狂いで再建を図るストーリー。
読み応えある。w

銀行の冷酷さはエグいですねぇ。。。
良く、たとえで、天気の良い日に傘を貸し、雨が降ったら
傘を取り上げるという。
まさにこのとおりの例だ。

しかし、昔から積み上げてきた人脈をフルに活用し
難局を乗り切っていく主人公のパワーは圧巻である。

小後遊二のキャラがおもろい。

二つの祖国〈下〉 (新潮文庫)/山崎 豊子
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読み終わりました。
中巻後半から下巻は、ほぼ東京裁判の内容。
溥儀が証人として出てきたり、木戸内大臣が
出てきたり田中隆吉とやらが出てきたりで、
駆け引きがなかなか興味深い。

東條英機の描写も詳しく書かれている。


裁判において通訳のモニターという重要な任務を
果たす天羽賢治は、次第に心も体もボロボロ
になっていく。最愛の人井本椰子も原爆症に
犯されはじめ…。。嗚呼。切な過ぎる…。。。