森永 誠の釣り日和 -2ページ目

二男の新築祝いに…

1月末に二男宅の新築祝いと、

2日の予定で、

嫁さんと千葉市内に向かいました。

朝一番の格安旅客機ピーチで、

成田空港へとビューンです。

実はピーチは3度目の搭乗ですが、

過去2回はデカい人が横に座り、

狭いピーチの機内です、

特に2回目はお隣は外国のでかい人でして、

肩をすぼめて1時間超我慢をしました。

 

ことわざで二度あることは三度ある、

なんて言われますが、

今回も大柄な人がお隣に座ったのです。

嫁さんが窓側、その横に私、

そして通路側に空きの席がひとつ、

先に座席に座っていると、

大きな人が近づいてきます。

「あの人でなかったらいいね」と嫁さんが言います。

私の横でその人の足が止まった途端、

「やっぱり」と嫁さんくすっと笑います。

今回も成田まで我慢しました。

あ~しんど。

 

成田に到着すると、

すでに二男が車で迎えに来ていました。

二男の嫁は夜に美味しいものを食べてもらおうと、

実母と料理に専念するというので、

夕方までは私と嫁さん、そして二男の3人は東京、

あるいは横浜で遊んで来てねと相成りました。

 

嫁さんの希望で行先は横浜に決まり、

まずは横浜赤レンガ倉庫に向かいました。

テレビや映画ではお馴染みの赤レンガ倉庫、

中はとってもおしゃれで、

それでいて昭和の雰囲気が残るお店にあって、

じっくりと楽しく見て回りました。

写真のプリントされたパンツ、

購入しようと思ったのですが、

「お腹が豚のお父さん似合いすぎ」と言われ、

しゃくに触るので止めました。

携帯でパチリと写真を撮ったので、

帰ってから仲間に見せると大好評です。

買っておけばよかったなあと、

ちょっと後悔している私がいます。

お昼は食事を兼ねて、

横浜の中華街に行こうとなりました。

正面からデーンと入ったのですが、

その壮大な広さには驚かされ、

多くの人々に圧倒されました。

二男の「人が並ばないとところは美味しくない」

のアドバイス通りに1時間ほど並びました。

 

このお店の自慢のチャーシューはいうことなし。

ほかの料理も美味しくて、

それでいて安く、

さすがは横浜の中華街と

感心することしかりの私です。

もちろん嫁さんも…。

 

そうそう、山下公園に出向いたとき、

埠頭で釣りをしている親子がいました。

仕事もの虫がうずきます。

すぐに近づいて「釣れましたか」と声をかける私。

「コノシロが2つ」と返事してくれます。

どうもアジを狙っての釣行のようですが、

本命は釣れていません。

そこで大阪から来たということや、

大阪の釣り事情などを話していると、

「親父ここまできて取材かよ」と、

あきれ顔です。

仕方ありませんよね。

どこへ行っても釣りをしている人を見たら、

迷わずに声をかけてしまう、

そうこれは職業病というものです。

まあこれも私のいいところ、な~んて…。

 

まだまだ書きたいことがあるので、

今回はここまで。

次回はスカイツリーなどのことも…。

磯の上でドタッ!

そのハプニングは

突然に起こってしまいました。

 

場所は三重県紀伊長島の磯です。

この日はサンケイスポーツの仕事で、

磯のグレ釣りを取材している最中に、

そのハプニングは起こったのです。

 

最近の紀伊長島の磯はウネリが大きく、

お天気が落ち着かない状況で、

本命のグレもベストポイントに上がれない、

それらによってムラが出ているようです。

 

いつもおお世話になる石倉渡船で、

朝一番から磯上がりして、

常連さんをしっかりと取材していました。

カメラを構えていたとき、

確か午前10時前だったと思います。

突然に携帯電話が鳴ったのです。

とっさにカメラを首に吊り下げ、

もこもこと着込んでいる防寒着を、

探るようにして電話を取り出しました。

 

着込んでいるので敬愛電話は、

なかなか出て来ません。

早く電話に出ないと切れてしまう、

そう思って焦ってしまった私、

無茶苦茶探って防寒着から

取り出したまではよかったのですが、

なぜか足がもつれてそのままの状態で、

磯にひっくり返ってしまったのです。

いま考えてもなぜにひっくり返ったのか、

いまでも分かりません。

 

手から携帯を離さず、

カメラも気にしながらの転倒です。

機器の心配で体をかばう仕草が、

おろそかになったのはいうまでもありません。

 

左の太ももと肘をしこたま打って、

痛いといったらありません。

さらに携帯の画面に少々の傷、

おまけにカメラレンズのフレームに傷です。

視点が合わなくなって作動しません。

もう踏んだり蹴ったりです。

 

常連さんが「大丈夫ですか」と、

すごく心配してくれます。

大丈夫ではありません、なんてこと、

いえるわけがありません。

すぐに「大丈夫です。「厚めの防寒着と、

救命胴衣のお陰でかすり傷だけです」と、

気丈さをアピールした私でした。

 

帰りまではまだ3時間ほどあります。

痛さを我慢しながら取材しました。

と同時に機器の破損も心配で、

特にカメラはまだ1年も経たない新品同様で、

けっこうな価格がした一眼レフです。

 

「あ~修理か。けっこう修理費高いやろうな~」と、

ふわっと嫁さんの顔が浮かんでしまいました。

怖いなあ…

本命のグレも期待した40㌢に届かず、

少々がっかりの取材となったのですが、

帰港後に釣り人の釣果を見ると、

何と71㌢の特大マダイが上がっていました。

体の痛さと機器破損というダブルショックでしたが、

これで気分が少々晴れました。

グレと大型マダイが出現しました

石倉渡船ではボート釣りでこんな

大型カマスと大ヒラメも期待大

 

教訓です。

気持ちはまだ若いのですが、

体は確実に老化をたどっています。

細心の安全と無理をしない、

これを心がけようと、

思い知った1日となりました。

 

まだカメラ修理に出していませんが、

あ~どのくらいの出費になるか、

いまからドキドキです。

体の方はシップと

養生でだいぶ楽になりました。

ご同輩のみなさんもくれぐれもご用心を。

無理しない釣りを…

懐かしい松原湖のワカサギ釣り

今年の天候はちょっとおかしい。

いやちょっとどころでなく、

かなりおかしい。

昨年から全国的に暖冬がずっと続き、

いつもなら雪で覆われる地域も雪はなく、

スキー場では「死活問題」と悲鳴が上がっています。

さらに場所によっては雪がないために、

ダム湖の水量がかなり減って、

早くも今季の水不足が予想されています。

 

釣りの方も高水温の影響で、

1月に入っても大阪湾の各波止では、

メジロ、ブリといった青物がまだ回遊しています。

そろそろ終了するだろうの声が聞かれますが、

まだまだ続く雰囲気ですが…

 

先日テレビを観ていると、

暖冬の影響でワカサギ釣りができない、

それを放送していました。

関西ではワカサギは釣れているので、

首をかしげる人もいるかもしれません。

テレビで放送していたのは、

いつもなら湖面に氷が張り、

そこに穴を空けて釣る「氷上のワカサギ釣り」が、

できない旨を伝えていたのです。

 

場所は長野県松原湖です。

実は数十年前、私が週刊釣りサンデーの記者時代、

ここを取材したことがあるので、

懐かしく観させてもらいました。

ドリルで穴を空けてその穴を短竿で釣る、

本当に風情のある釣りでした。

 

初めて氷上に足を踏み入れた時は、

もしかしたら割れるのでは、

なんてマジに思った次第です。

そして釣ったばかりのワカサギを天ぷらでいただき、

その美味しさに大感激したのを思い出します。

 

面白かったのはエサでした。

いまも使っているかは分かりませんが、

「ラビット」という特効エサがあって、

これを使わないと食いが悪いといわれていました。

 

ラビットとは日本語でいうとウサギです。

海釣りでは鶏のササミが使われるように、

もしかしたら「ウサギの肉」なんて、

思ってしまいました。

ラビットとはウサギの糞を醗酵させて、

その醗酵した中で発生する虫を使うのです。

 

ラビット、言葉はとてもきれいですが、

簡単にいうとウジム虫というわけです。

確かによく釣れたという記憶があって、

いい取材となり、

気分よく帰阪したのを思い出しました。

 

情報によると17日に、

一部の長湖が解禁されたようです。

きっと多くの氷上釣りファンが押し掛けたでしょうね。

これからが本格化する松原湖の氷上のワカサギ釣り、

いつの日か訪れたいものです。

 

そうそう、実は今日18日サンケイスポーツの取材で、

三重県紀伊長島の磯釣りに出かける予定でしたが、

生憎の悪天候で中止となりました。

渡船は出るようですが釣り人が極端に少なく、

強風の中での取材となるため、

日を改めることと相成った次第です。

 

19日の日曜日はいつもの釣堀紀州、

そして来週の25、26日は千葉に住む二男宅に、

新築祝いで嫁さんと出かける予定です。

その合間に天候を見ながら紀伊長島の取材、

週間予報をみると雨が多くなっています。

スケジュール調整が心配な状況です。

いいお天気が続きますように、

いまはそれをただ祈るだけです。

インフル騒動

昨年から日本列島を、

襲っていたのがインフルエンザでした。

我が家も昨年末に長男宅が、

突然に襲われてしまい、

長男の嫁と孫2人が高熱でぐったり。

当然のように5日間ほど、

自宅療養と相成ったのですが、

”病は気から”というのは素晴らしいもので、

大晦日前に全員が元気になり、

長男の嫁さんの実家へ

無事に帰省することができました。

 

ところが今度は新年を迎えた5日、

突然に嫁さんが発熱です。

インフル特有の高熱はなく、

少し体が痛いくらい、

きっと風邪をひいたのかも…。

そう思っていたところ、

病院で診察してもらうと

間違いなくインフルエンザA型でした。

 

インフルエンザの予防接種をしたのに、

なんて嫁はぼやきますが、

予防接種は感染はしないのではなく、

感染しても軽症で済む、

それが予防接種の役割なのです。

こら、嫁覚えておきや!

 

実は千葉に住む二男、

正月は我が家で過ごして、

千葉に帰った途端にインフルエンザ、

いったい誰が感染源だったのでしょうか。

ということは今度は私か実母、

あるいは二男の嫁に感染かと、

大いに心配されました。

けど幸いなことにこの3人、

いたって元気で食欲モリモリ、

私なんて食べ過ぎてお腹が出っぷり、

絶対にダイエットが必要と、

会う人に言われる始末です。

頑張りま~す。

 

嫁と二男のインフルエンザ感染、

新年早々の我が家の大きな出来事でした。

インフルエンザはまだまだ広がりをみせています。

皆さんもご注意くださいね。

私も気をつけないと…

 

ところで岸和田一文字のカレイ、

年末釣れずに心配されましたが、

年明けと同時に釣れだしました。

まれに2ケタ上げる人もいるようですが、

今年は数が少なめの」ようです。

ただサイズはよくて35㌢台の

プリプリのマコガレイ、

狙って見る価値はあるようです。

けど釣りたいなら、いますぐに行かないと、

終了となるのでお早めに…。

 

私もカレイ釣り行きたいのですが、

今週末の12、13日は釣堀紀州、

そして来週は仕事がびっしり、

おまけにその週末はまた釣堀紀州、

サンケイスポーツの仕事などと、

なかなか時間が取れません。

ということで今年もカレイ釣りは、

諦めるしかないようです。残念。

 

今年の私の初釣りは、

釣堀紀州となってしまいます。

大ブリ、クエ、マハタ、釣れたらいいですね。

まだ初釣りに出かけていない貴兄、

いい釣りをしてくださいね。

頑張って!

いい年でありますように…

明けましておめでとうございます。

新年を迎えたと思ったら、

もう3日が過ぎました。

時間の経過が早くてびっくりの私がいます。

 

私同様に時間が早いと

嘆く貴兄もきっと多いのでは…

今年のお休み、

長い人は何と何と9連休でした。

けども残すところあとたった2日です。

休み前の心境ははウキウキ、

いまはちょっとだけ気持ちが重い、

なんて人もいるんじゃないですか。

 

あと2日は釣りもいいけど、

皆さんしっかりと休息して、

6日から元気いっぱい頑張りましょう。

これって私自身にも言っています、はい。

 

実は今年の年末年始は、

超リラックスさせていただきました。

毎年、年末は29、30、31日と釣りの仕事があって、

新年も2日からスタートして、

10日までに少なくても2、3回は動いていました。

ところが今年は年末の29日と30日、

そして明けてからは12日スタートで、

13日と体にいいスケジュールです。

こんなにのんびりと過ごすなんて、

嬉しい反面、これでいいのかなあ、という

不安な気持ちもあります。不思議ですよね。

 

スタートは毎年のように釣堀紀州からです。

いま釣堀紀州では、

新年2日からクエを放流しています。

聞くところでは1尾1万9000円とか、

これゼッタイ釣りたい、そう思いますよね。

写真のように放流した2日には

もう、このように釣れています。

釣れた人、最高の初釣りになりましたね。

あ~羨ましい。

お見事クエをキャッチ。羨ましい

 

さらに5日から新放流プランがスタートします。

貸し切りイケス7人以上ですが、

Aプランをセレクトすると

青物多め、大ブリ1尾放流します。

ただしシマアジの放流はありません。

通常のB、C、Dプランはそのままで、

Eプランはクエ1尾、マハタを多めに放流します。

ただしシマアジ、青物の放流はありません。

 

皆さんのご希望の放流を行いますので、

気楽にご相談して楽しんで下さいね。

さて、12日はどのプランでいこうかな?

 

ちょっと話は変わりますが、

今年の釣り業界はよくなるのか、

それとも…。気になりますよね。

はっきりとは言えませんが、

日本の人口と同じように釣りの世界も

高齢化が急速に進んでいます。

それによって磯釣り人口、投げ釣り人口、

イカダ釣り人口など急激に減り、

クラブの存続自体が危ぶまれています。

 

まあ人口が少なくなるわけですから、

釣りに参入する人も少なくなるのは当然です。

ではどうすればいいのでしょうか、

これも特効薬的なものはありませんが、

大事なことは子供たちに興味を持ってもらう、

そう底辺の拡充を図ることが重要と思われます。

と同時に釣りを知らない大人も…。

 

そういう面では夕刊フジとがまかつさんが

毎年3~4回行っている、

うきまろファミリーフィッシングデー、

こういった釣り大会は貴重だと思います。

私も10年間取材者として出かけていますが、

確かに釣りの普及に大きく貢献している、

それを実感しています。

今年もぜひ行ってほしいと切に望んでいます。

 

また、私が総責任者として

釣堀紀州と毎年8月の夏休みにやっている

家族釣り堀大会も大好評で、

参加告知するとあっという間に満員となります。

それとベテラン釣り師がマンツーマンで指導する、

オーランド(大島製作所)の落とし込み釣り講習会も、

評判のいい釣り教室です。

 

こういったイベントが各地で活発になれば、

きっと業界の活性につながると、

私は信じています。いや確信しています。

そのためにも微力ですが頑張ります。

皆さんもご参加くださいね。

今年がいい年でありますように…