印象派の巨匠 クロード・モネの晩年の大作「睡蓮」を
所蔵することで知られるオランジュリー美術館で、
日本とフランスをつなぐ企画展が開催されています。
「ブリヂストン美術館の名品 − 石橋財団コレクション」展です。
ブリヂストン美術館はブリヂストンの創業者である
石橋正二郎氏(このお方)が1930年代後半から
収集したコレクションを公開するため、
1952年に東京に設立した美術館です。
現在、建て替え休館中ということで、代表的なコレクション
76作品が海を渡り、ここパリで、紹介されています。
開催期間は2017年4月5日〜8月21日まで。
残り1ヶ月を切りましたので、先日、主人と行って参りました。
写真撮影が可能でしたので、皆さまも一緒に
訪れた気分になって、お付き合いください。
展覧会は6つのセクションで構成されています。
第1室 芸術に魅了された石橋家の人たち
創業者およびブリヂストン美術館の歴史紹介、そして、
1904年 青木繁 「海の幸」 重要文化財
行進する漁師の一群を描いた青木繁の作品が冒頭を飾っています。
洋画では最も早い、1967年に重要文化財に
指定された作品のひとつです。
第2室 石橋正二郎の初期の関心-日本近代洋画
1902年 藤島武二 「天平の面影」 重要文化財
桐の木の下で、奈良時代から明治時代まで使われていた
弦楽器「箜篌(くご)」を持って、立つ女性
1908-09年 藤島武二 「黒扇」 重要文化財
1939-40年 藤田嗣治 「猫のいる静物」
1952年の美術館開館当時のポスターも展示されていました。
第3室 コレクションの中心 — 印象派
1850年 オノレ・ドーミエ 「山中のドン・キホーテ」
1865年頃 ウジェーヌ・ブーダン 「トルーヴィル近郊の浜」
1872年-73年 クロード・モネ 「アルジャントゥイユの洪水」
1873年 エドゥアール・マネ 「オペラ座の仮装舞踏会」
1876年 ギュスターヴ・カイユボット 「ピアノを弾く若い男」
1878-79年 エドゥアール・マネ 「自画像」
世界に2作しか存在しない貴重なマネの自画像
1876年 ピエール=オーギュスト・ルノワール 「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」
ルノワール好きな私は愛らしいこの作品 に惹かれました。
ジョルジェット・シャルパンティエ嬢はブリヂストン美術館の
看板娘なんですよ!
1887年 ピエール=オーギュスト・ルノワール 「少女」
ルノワールのパステル画
1886年 クロード・モネ 「雨のベリール」
本展の広報物には、このモネの「睡蓮」が
丸く、トリミングされ、使われています。
1907年 クロード・モネ 「睡蓮の池」
1908年 クロード・モネ 「黄昏、ヴェネツィア」
素晴らしい作品はまだまだ続きます。
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