第９８回全国高校野球選手権大会・開会式リハーサルの続き。
今回は選手の入場行進後に行われるセレモニーの様子をご紹介します。
開会式のメインイベントは選手の入場行進なので、行進が終われば開会式も終わりという感じなので
すが、国旗・大会旗掲揚、選手宣誓など開会式になくてはならない重要な式典も行われます。
入場行進後は外野に一旦整列、全チームが揃ったところで内野へ行進します。
国旗・大会旗の掲揚。
各種式典でも必ず実施される国旗掲揚ですが、国歌「君が代」を歌いながら一番気が引き締まる思い
のする場面です。
前回、２０１５年優勝の東海大相模の主将から優勝旗が返還され、代わりにレプリカの優勝旗が贈ら
れます。
そして選手宣誓です。
４日の抽選会の時に宣誓する学校が選ばれますが、今大会は兵庫代表の市立尼崎でした。
宣誓の全文を掲載します。
「宣誓。
私たち高校球児は不撓不屈の精神を胸に、前だけを見て進んできました。
今日、甲子園の土を踏みしめた瞬間、これまで支え導いて下さったすべての方々に改めて感謝の気持ちがあふれてきました。
今年は熊本で大きな地震が起こり、様々な苦しみや悲しみの中におられる方も大勢見て下さっていると思います。
私たちのプレーに共感と新たな希望、そして生きる力を感じて下さるなら本当に幸せです。
高校野球は新たな１世紀を迎え、この特別な年に、憧れの甲子園で大好きな野球ができることに、大きな喜びだけでなく不思議な縁を感じています。
これからの１００年も、高校野球が皆様に愛される存在であり続けるよう、未来への架け橋として、ここ甲子園で一生懸命、最後までプレーすることを誓います。」
と、宣誓を行いました。
今大会開会式の司会・進行は兵庫県立小野高校と松陰高校３年の生徒さんでした。
開会式のリハーサルが終わり選手たちが退場して行きます。
深紅の大優勝旗。
この優勝旗を持ち帰るのは何処の学校なんでしょうか・・・？
そして履正社の出待ちです。
今大会の出場メンバーで十分全国制覇出来ると思うので、是非初優勝して優勝旗を学校へ持ち帰っ
て頂きたいと思います。