自衛隊さん、ありがとう!・熊本地震で!・・・その3 | Let's begin!

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”さぁ~始めよう!”


マイペースでまったりと日常のいろんなこと書いて行きたいと思います。



全館からの「自衛隊さん、ありがとう!・熊本地震で!」の続き。

前回までは主に陸自の装備などをアップして来ましたが、今回は海自と米軍の震災支援の様子をご

紹介したいと思います。


まず最初に熊本県沖で展開しているヘリコプター搭載型護衛艦「ひゅうが」からご紹介します。


以下引用・・・産経WEST

これがオスプレイだ 「困っているとき支援…本当の友だ」と中谷防衛相も感謝

これがオスプレイの威力だ-。在日米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが18日に被災地入りした。熊本地震の被害拡大を受け、救援物資の輸送支援にあたっているが存分に威力を発揮。日本国内の災害支援でオスプレイが出動するのは初めて。

東日本大震災で活躍ヘリの3倍も荷物を詰め

日米両政府は、陸海空自衛隊で構成する「統合任務部隊」内に「日米共同調整所」を開設するなど、被災地支援での連携を強化している。

被災地に派遣されたオスプレイは、沖縄県宜野湾(ぎのわん)市の米軍普天間飛行場所属の2機。米軍岩国基地(山口県岩国市)を経由し、18日午後に陸上自衛隊高遊原分屯地(熊本県益城町)に到着。水や食料、毛布など約20トンの物資を積み込み、南阿蘇村の白水運動公園に空輸した。

翌19日には、熊本県の八代海に停泊している海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「ひゅうが」に着艦。艦上で水や食料、簡易トイレなどの救援物資を積み込み、南阿蘇村の白水運動公園に空輸した。ひゅうがは空母のように艦首から艦尾まで続く「全通甲板」が特徴。物資の集積拠点やヘリの運用拠点としての機能を果たしている。

オスプレイは、2つのプロペラの角度を変えることでヘリコプターのような垂直離着陸と、固定翼機並みの速度での長距離飛行ができる。東日本大震災で出動した大型輸送ヘリコプターCH46に比べ、速度は約2倍、荷物の搭載量は約3倍となる。

中谷元(げん)防衛相は記者会見で「効率的で迅速な活動を行うため、自衛隊の輸送力に加え、高い機動力と即応力を併せ持つオスプレイの活用が必要だ」と強調。「米側の力を利用できるのはありがたい。困っているときに支援してくれるのが本当の友だ」と謝意を述べた。

引用終わり・・・





護衛艦「ひゅうが」(DDH-181)は第3護衛隊群第3護衛隊に所属して、京都府舞鶴市を定係港とし

ている護衛艦で、新たにヘリコプター搭載護衛艦「いずも」(DDH-183)が横須賀で就役して、舞鶴を

定係港としていた護衛艦「しらね」(DDH-143)の退役により、2015年3月に横須賀から移動して来

ました。

そして今回の熊本地震により熊本県八代海に展開中の「ひゅうが」に、在日米海兵隊の垂直離着陸輸

送機MV22「オスプレイ」が「ひゅうが」に着艦、被災者向けの支援物資輸送を実施しました。



護衛艦「ひゅうが」において支援物資の積み込み、着・発艦するオスプレイ。



そして護衛艦いせにおけるオスプレイの着艦の様子です。


アメリカ空軍はC-130輸送機で自衛隊員と車両を熊本へ空輸支援して頂いてます。

報道によるとC-130輸送機3機とアメリカ海軍のU-C35輸送機1機が活動しているそう。



オトモダチ作戦が東日本大震災に続いて復活しましたね。

在日米軍の支援は5年前の東日本大震災に続き、日本人としてホントに感謝です。

思えば阪神・淡路大震災の時には、大阪・梅田のアメリカ領事館前に米軍トラックが長期間停車してい

たのが思い出されますが、米軍の兵隊さんが何時でも出動出来るように待機されていたんでしょうね。

結局は現在のように出動命令が出ることもなく終わったようですが、当時の政権は社会党政権だった

ので、頷ける話ではありますが・・・

そして一部の日本人の中には米軍の支援をよろしく思っていない方々がいて、一部新聞報道にもその

論調がありました。

この非常事態に、ただただ情けなく恥ずかしい限りです。

これからも在日米軍のみなさまには、ご支援をよろしく願いしたいです。


そして関西からも陸自と海自のみなさんが続々と被災地に向かってます。





海自呉地方隊・阪神基地隊からは掃海艇「なおしま」が大分県沖へ。



そして神戸港からは民間のフェリーをチャーターして陸自部隊が熊本へ向け出発しています。


自衛隊のみなさんの被災地での活動を報道で見る度に、頭の下がる思いです。

被災地への災害派遣が終了し撤収する時にはみなさんご無事でご帰還されるように、心とよりお祈り

しております。