前回からの護衛艦「あけぼの」(DD-108)艦艇広報・和歌山港の続き。
今回からは艦内見学の様子です。
右舷のラッタルから乗艦。
甲板を反時計回りで艦内を見学して、艦内見学の最後は希望者のみ艦橋となります。
まずは前部甲板から・・・
最初に右舷側の毎度、お馴染みの68式3連装短魚雷発射管から・・・
艦橋構造物とファランクス(高性能20mm機関砲・CIWS)
艦橋構造物はステルス構造で、背の低いイージス艦の艦橋のような印象です。
艦首の碇巻き上げ装置。
艦首から艦橋構造物方向
62口径76mm単装速射砲
砲身はカバーなしでの公開でした。
こちらは、62口径76mm単装速射砲の模擬弾。
模擬弾は訓練などを実施する時に使用されます。
ライフル銃の弾を大きくしたような形状の砲弾です。
62口径76mmの砲身からは、上の写真の白い部分の砲弾が砲身内部の線条に沿って回転しなが
ら飛んで行き、真鍮製の薬きょう部分は砲身に残留します。
VSL(垂直発射装置・ASROC用)MK41×16セル
前部甲板の見学を終え、右側の左舷通路から対潜哨戒ヘリ「SH-60K」を搭載しているヘリポート、
後部甲板に向かいます。
艦橋構造物から生えるように取り付けてあるのは、「N-AS-299空中線アンテナ」です。
短波無線用アンテナのようです。
今回は以上です。
次回に続きます。