リンクシェア「JAL見学会」番外編・・・その2 | Let's begin!

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”さぁ~始めよう!”


マイペースでまったりと日常のいろんなこと書いて行きたいと思います。


前回からのリンクシェア「JAL見学会」番外編の続き。


今回でオーラスとなります。



     16時00分・・・


JALメンテナンスセンター2内の会議室に案内されて、「JAL SKY SUITE 767」の詳しいレクチャー


を受けます。


当日の見学が出来なくなった「JAL SKY SUITE 767」の実機とシート体験ですが、JAL開発担当者


さまからはバッチリ説明を受けました。



前のエントリーでは開発担当者からの熱い説明を省略してしまったので、今回は見学したB767-300


の機内で伺った話も含めて、少し詳しく記してみたいと思います。


「JAL SKY SUITE 767」はB767-300ER型機により、2013年12月から導入が開始され、ビジ


ネスクラスは業界初のフルフラットシートによる新シートで「1-2-1」の座席配置が採用され、実際に


使用する座席の模型、いわゆるモックアップなどもを製作して、実に1年余りの期間を掛けて新シートを


開発されたそうです。


B767-300ER型機の客室の改造工事は、諸事情により中国で実施され、客室の全面改修という


大掛かりな工事となったようです。


そんな事情もあって中国の会社での改修となり、座席の設置は普通席から開始されて普通席には


「JAL SKY WIDER」が、ビジネスクラスにはB767専用シート「JAL SKY SUITE Ⅱ」が搭載され


ています。


普通席「JAL SKY WIDER」の詳細はコチラ


ビジネスクラス「JAL SKY SUITE Ⅱ」の詳細はコチラ


客室内のエマージェンシー時の安全対策も、実際のシートで検討されたそうでFAAの国際基準もクリア


しているそうです。


そして各種のテストを実施して、昨年の11月に正式に「JAL SKY SUITE 767」の運航が開始されて


います。


本来はビジネスクラスの新シート「JAL SKY SUITE Ⅱ」の体験も予定されていましたが、残念でした。



   16時15分・・・


「JAL SKY SUITE 767」のレクチャーが終わって、お待ちかねのB767の実機見学ですが・・・



このJALメンテナンスセンター2のハンガーでは、インター仕様の「JAL SKY SUITE 767」としてB


767の実機見学とB767の新シートの体験の予定でしたが、シップチェンジされ大分に向かうことと


なったため、急遽DOM仕様のB767-300型機の見学となりました。


お客さまが利用されるフライト優先というのは当たり前の話で、本来なら実機見学はキャンセルされる


ところですが、それでもB767の実機見学を諦めることなく熱い気持ちで関係各所に手配して下さった


日本航空・Web販売部のみなさまをはじめ、見学でお世話になった関係各位さまには本当に感謝です。


ありがとうございました。



    16時20分・・・


実機見学は旧型の「B767-300・JA8299号機」でした。



二班に分かれ、まずはキャビンからの見学。


すでに整備作業は実施されていて、「クラスJ」を見学出来る状態としてくれていたようでした。


このシップの作業工程もあったと思われ、整備関係の方には迷惑なイレギュラーな見学と思われま


したが・・・


そして、思いも寄らぬサプライズが・・・



見学当初は聞いてなかったコックピットも公開、見学させて頂けることになりました。


まさかのピット見学で、新シートよりもこっち見学の方がよかったかも・・・


昔のいわゆるローテク機のピットでの仕事もしてましたが、ハイテク機と呼ばれる機材のピットは初経験


で、テンションも上がり捲くりでした。


コックピットの公開は、このJAL見学会史上、初めての出来事なんでしょうか・・・?



   16時50分・・・


JA8299号機の機内見学が終わり、次は機外周りの見学です。



旧塗装機のためロゴマークなどの撮影がNGとなり、B767-300の全体写真が撮れなくなってしまい、


止む無く機体の部分的な写真撮影しか出来なくなってしまったのは残念でした。


しかしながら他社でも旧塗装機が復活フライトを行う中、日本航空さんにおいても鶴丸マークの旧塗装


機の復活をぜひともお願いしたいですね。


今の新型の機材でもよく似合う、鶴丸の塗装だと思います。



最初に航空機の保守を担当する整備士さんからは、航空機整備についての貴重なお話を伺うことも


出来ました。



そして久し振りのシップサイドで、しかもアンダーデッキの貨物室も公開されて、またまたテンションも


アップでした。


それからエンジンが作動している機体後部にも立入は厳禁です。


ブラスト言って、エンジンからの排気風で吹き飛ばされてしまいます。



   17時00分・・・


当初見学が予定されていた、「JAL SKY SUITE 767」新シート搭載のB767-300ER機が大分に


向けて出発。


インター仕様のB767-300ERへのシップチェンジにより、大分行きのお客さまはさぞ驚かれ、ラッ


キーなフライトだったことでしょうね。


こんなサプライズは大歓迎ですな・・・



   17時15分・・・


ハンガーでのB767-300の見学が終了。


最初に「JAL SKY SUITE 767」のレクチャーを受けたJALメンテナンスセンター2の会議室に戻


ります。



そして最後に日本航空・Web販売部の担当者さまをはじめ、リンクシェアジャパンの担当者さまよりご


挨拶がありました。



    17時30分


今年の「JAL日本航空・アフィリエイト7周年キャンペーンJAL見学会」は無事にお開きとなりました。



「JAL見学会」の帰りに頂いたお土産です。


     


内容は・・・・1、「TUMI」(トゥミ)のポーチに入った航空機内で使えるアメニティーグッズ。


        2、ファーストクラス機内で使用されているグラス2ヶ。


          グラスの底には「JAPAN AIRLINES」のロゴ入。


        3、JALの航空機が投影されるライト付ボールペン。


        4、機内で使用出来るWI-FI無料券1回分


        5、ファーストクラスラウンジ・「RED Suite」のプレイルームに展示されていた同様の


          航路図で製作されたブックカバー2冊分


あと、JALメンテナンスセンター入館用IDカードに付いた携帯ストラップなど、豪華な品の数々でした。



以上で「JAL日本航空・アフィリエイト7周年キャンペーンJAL見学会」のエントリーは終わりです。


長いエントリーとなってしまいましたが、お許しを・・・



最後この見学会の感想とお礼です。


久し振りに空港の裏舞台を見て、懐かしく思いました。


この見学会の最初に案内された会議室のような部屋も、空港ビル特有の迷路のような通路を通過し、


昔勤務していた伊丹空港の空港ビルも同じような状況でした。


しかし保安状況は当時と比べて、全然違いました。


羽田空港の保安上、あまり詳しくは申し上げられませんが専用のIDを用意され、それを所持してラウン


ジに向かう途中の国際線地区のいわゆる制限区域の入口では航空機を利用するPAXより厳しい検査


を受けましたし、カメラなどの携行品についても税関の関係上、事前に申請の上での持ち込みでした。


昨今の国際事情もありますが、私が国際空港と呼ばれる空港に勤務していた当時より相当厳しい警備


状況で少しビックリでした。


当然、そのような警備体制でないと、乗客や空港に勤務する職員の安全が図れない訳で、今では当然


のことと思います。


そんなこともあって今回の見学会は日本航空の施設のことでけでなく、空港のことに関してもかなり


勉強になり、いい経験もしました。


久し振りに懐かしい空港の匂いを嗅いで、昔を思い出して涙が出そうにもなりましたが、また経験して


みたい「JAL見学会」でした。


そして、また来年も参加させて貰えるのであれば、ぜひとも参加させて頂きたいと思いました。



最後にこのJAL見学会に参加させて頂いて、感謝の気持ちで一杯です。


企画、立案して実行して頂いた、リンクシェアジャパンのスタッフのみなさま、そして日本航空・Web販売


部をはじめとする関係各位には、このレポの冒頭にも申し上げましたが、感謝の気持ちしか見つかりま


せん。


ホンjトに頭の下がる思いです。


JAL見学会に参加させて頂き、ありがとうございました。


昔は仕事でも大変お世話になったJALさんですが、これからも我が国を代表する世界の翼・日本航空


を、応援、支援して行きたいと思います。



       ※このブログに掲載されている写真は、日本航空株式会社の許可を得ています。


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