海自・護衛艦「はたかぜ」(DDG-171)艦艇広報・堺泉北港の続きです。
今回は「はたかぜ」艦上から、甲板の様子などをご紹介してみたいと思います。
今回の一般公開ですが、艦内ツアーと称して「はたかぜ」の艦橋や指揮所などの艦内見学を出来る
イベントもあって、艦上に上がるところで整理券を配布されていましたが残りのツアー時間が13:15~
と14:15~の午後の2回のみの実施であったため、午後からの予定もあり泣く泣く諦めました。
ホントに残念・・・
ちなみに、この「堺まつり」での艦艇広報では初めての艦内公開でしょうか・・・?
前回は2回とも実施されずでした。
まず最初に公開前の様子から・・・
このあとすぐの公開となりました。
「堺まつり」では毎年、海自艦艇の一般公開が実施され恒例行事となっており、今回は天候にも恵まれ
見学者も多くなってますね。
それではここから「はたかぜ」艦内めぐりスタート・・・
まずは艦首。
艦首にはお決まりの艦首旗(国旗)に錨の巻上げ機、そして本艦の一番?の特徴であるブルワーク
(艦首周りの囲い)があります。
ブルワークは各兵装などをを海水から守るために設置されているそうですが、本艦のみの設置で他の
護衛艦には設置がなされていません。
案内係の乗員さんの説明によると運用面でいろいろと問題があるようで、この「はたかぜ」のみの設置
に留まっているそうです。
艦首側にはターター対空ミサイル発射装置(左)。
対空、対艦ミサイルの発射装置で、ミサイルの装てん発射まで戦闘指揮所からの指令により自動で
発射されるそうです。
砲台に鎮座した54口径5インチ単装速射砲とその模擬弾。
この速射砲は対水上射撃、対空射撃、陸上支援射撃、照明弾射撃など用途は多岐に亘ります。
砲弾は上の尖がり部分が飛んで行き、下の筒の部分が薬きょうです。
アスロック8連装対潜ロケットランチャー発射機の動作展示が実施されました。
アスロックの動作展示は、舞鶴地方隊・展示訓練の時にも護衛艦「まつゆき」で見学しましたが今回
で2回目。
このアスロック、端的にいうと魚雷の発射筒です。
この艦には短魚雷の発射管も搭載されていますがアスロックは遠方の目標に、短魚雷の発射管は
短距離の目標に使い分けられます。
今回は以上です。
次回に続きます。