佐渡島ツーリング２０１１～最終日～

午前４時起床。

佐渡島を去る朝が来た。

うーん、気持ち良い朝です。

雨を覚悟して来てみたけれど、結局一度も雨に会う事なく終了を迎える。

天気の神様、ありがとうございました。

周りが寝静まっている中、静かに撤収し、両津港に向け出発。

途中、あまりにも綺麗だったのでバイクを止め撮影。

まる３日間滞在した佐渡島、天気も良かった事もあり、楽しく気持ち良い旅だった。

このお盆の時期、毎日フェリーで何百台と佐渡島入りする観光客がいるわけだが、いったい島内のどこに散らばるのか、渋滞やら行列やらとはまったく無縁の３日間だった。

車のナンバーを見ると、ほとんどが関東圏から東北圏ナンバーだ。

我々中部圏ないし西日本ナンバーは少なかった。

新潟県まで来なければフェリーで渡れないから、西日本からするとずいぶん遠くに感じるのだろう。

午前６時フェリー出港。

ありがとう、佐渡島。さようなら～。

たぶんもう来る事はないかな～。

またこいつら来やがった、けど、もうかっぱえびせんありませんから。

新潟港につくのは午前８時３０分。

さて、今日これからどうしたものかとフェリーの中で考える。

最終日はまったくのノープランだった。

ツーリングマップルを広げる。

全体図を眺めると会津若松とか近いのが分かった。

喜多方ラーメンでも？と考えたが、そこまで行ってしまうと今日中には帰れない。

日光方面も興味が湧いたがそちらも帰れなくなる距離だ。

また志賀草津高原道路でも行くかなとも思ったが、こないだ行ったばかりだし・・・

結局、行った事のない群馬の山たち、赤城山と榛名山を走る事に決めた。

頭文字Dの世界。走り屋でもないくせに…

まぁ、途中にある伊香保温泉にでも入ってさ、のんびり帰ろう。

北陸自動車道から関越自動車道に入る。

関越自動車道は始めて走ります。

天気も良く気温はぐんぐん上昇。

暑いのと単調なので眠くなる。

バイクもオーバーヒート気味で、ちょくちょくエンジンのインジケータランプが点き回転が上がらなくなる。

こんなんで今日中に帰れるのだろうか？

越後川口SAで休憩し単調な高速道路から変化を求めコースを変更した。

マップルで「魚沼スカイライン」という道を見つけた。

そこを走って三国街道経由で群馬に下ろう。

六日町インターで降り「魚沼スカイライン」へ。

んがしかし、通行止め。

仕方なく来た道を戻り関越自動車道へ乗り直す。

よし、まずは赤城山。

快適なワインディングロード。

小気味好いエキゾーストノートを響かせ、革ツナギのSS軍団が膝スリながらコーナーを駆け抜けて行く。

そんな走り屋たちに追い抜かれながらドコドコと赤城山を登って行く。

赤城神社

最近塗り直したのか真っ赤だ。

旅の無事を祈願。

次に榛名山に向かう。

山の上は涼しかったが街に降りると暑い！

おまけに伊香保温泉あたりは大渋滞。

温泉なんか入ってる場合じゃないよ。

伊香保温泉の階段、よく分からんが有名なの？

暑すぎてエンジンだけじゃなく自分もオーバーヒート気味です。

とてもじゃないが温泉なんて入れません！

先を急ぎます。

おおっ、これがうわさの榛名のストレートか！

しかし、メロディーラインってあちこちにあるけど、バイクじゃ鳴らないよね？

この岩もたまたまアレに似てただけなのに、奉られてますね・・・

榛名神社

やたらと渋滞して人が集まっていた。

なんでや？と駐車場にいたお兄さんに尋ねたら、

なにやら、パワースポットとしてテレビで紹介された場所らしい。

少し登らないけませんが、行っときましょう。

１５分ぐらい山道の参道を登っていきます。

歴史も古くヒシヒシとパワーを感じる、、ような気がする。

そろそろ夕方近くになり、帰宅モードにチェンジ。

軽井沢経由で小諸まで出よう。

軽井沢に入ったらにわかに空が暗くなりピンポイント豪雨に。

あちゃー、最後の最後で雨かよ。

まぁ、今までラッキーすぎたな。

パンツまでビショビショになっしまった。

このまま高速乗るのもどうかと思いコンビニの駐車場で着替える。

着替えも使い切ってしまっていたので、酸っぱい匂いの着古しを引っ張り出し着る。

ファブリースをかけまくって消臭するも・・・・・・・くさっ！

そして小諸インターから高速に乗り、イッキに多治見まで。

午後１１時、バイト帰りの息子と一緒になり帰宅。

「あれ、お父さんもう帰ってきたの？」

あのね～、朝いち「今日帰る」とメールしたのに見てないの？まったく・・・

はぁ～、ぼくの夏休み２０１１、これにて終了です。

一週間前の事ですが、ずいぶん遠い昔の事のような・・・

お・わ・り