昨日は新橋の新社会システム総合研究所(SSK)でセコム医療システム株式会社 マネジメント・ソリューション本部部長 杉浦 鉄平氏と一緒のセミナー。


参加料が32,400円と高く、さらに猛暑にも関わらず、北は北海道から南は九州まで40人以上の方にお集まりいただいた。


参加費無料セミナーでつまらないと「時間返せ」の罵倒だけで済むが、有料セミナーだとプラス「金返せ」のダブル罵倒になるために緊張する。


講演中の杉浦氏。


企業らしいマネジメント手法による経営改善の様々な具体的なノウハウを披露してくれた。元看護部長なので、大学教授のような後付の「理論」ではない。


結果を出したKAIZEN理論であった。杉浦氏の話でもっとも印象に残ったのが「病院が抱える諸問題」における「否定形評論家症候群」の人たちだ。


ボクもしょっちゅう遭遇するが、代替案も出さないで、なんでも否定的な意見しか言わない院内評論家の職員たちだ。仕事のやり方の変更を好まず、自院の伝統芸能を重んじる。


制度というルールや環境が変わっているのにムカシと同じやり方を主張する評論家たちだ。スポーツでもそうだけど、ルールが変わったら戦い方を変えるのは当たり前なんだけど。


生態として世間ではサッカーをやっているのに公家様の格好で「蹴鞠」(けまり)をやっていて雅なことを好む。