入院中の三女と四女、五女の点滴に水を混入したとして傷害致死と傷害の罪に問われた高木香織被告(37)への被告人質問が14日、京都地裁であった。高木被告は「子供はすべてを委ねてくれる私の一部。医師らから特別な子供、特別な母親と見られて居心地が良かった」と動機を語った。

 高木被告は、次女に対しても検査用の尿に自分の血液や卵を混ぜたことを明かし、「かなり長期間続けた。病気であるかのような状態が続いてほしいと思った」と供述。三女らへの水混入時の心情については「花粉症のようにじんましんやアレルギーが出ると思った」「罪の意識はとても小さかった」とはっきりした口調で答えた。

 また、精神鑑定医から混入が四女の死につながったと聞かされた際には、「生きることも自殺することも許されないと思った。自分の行為と苦しんでいることを関連づけて考えられなかった」と声を震わせた。【古屋敷尚子、熊谷豪】

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