健康産業新聞 1月17日号 4面記事より

 労働省所轄の(財)医療経済研究・社会保険福祉協会とNPO法人医療ネットワーク支援センターは、先頃、医師らで組織する「ヘルスデザイン連絡協議会」を発足。17日に開幕する統合医療展(開場・パシフィコ横浜)で、「医療現場と健康食品」をテーマに講演する(17日12時30分~13時30分:展示ホールD)。

 メタボリックシンドロームは、診断基準が策定され傷病名コードが決定しているが、治療指針がなく医療報酬上の評価加算がないことから、医療現場では予防に有効なサプリメントを取り込もうという動きが出ている。連絡協議会は、展示会で事業内容を発表するほか、「来年の健診・保健指導体制に備えて、予防医療のためのサプリメントについて討論したい」(事務局)と話す。

 統合医療展と同時開催のセミナーでは、新宿区医師会が「患者のサプリメント利用実態と安全対策」、大阪大学・伊藤尋記教授が「阪大生体機能補完医療講座の全貌」を講演するなど、医療サイドから見たサプリメントの課題と可能性について論じる。また、昨年問題となったキノコ系健康食品の安全性について、金沢大学大学院の大田富久教授が「医療用サプリ、開発への課題」と題し、毒性試験などの安全対策について報告する。


効果・効能をうたうサプリメントは多いが(ちなみに薬事法などに違反します)

安全性をうたっているサプリメント(しっかりとしたデータに裏付けられた)は

数少ない。

せっかく、国が推進してくれるのだからMLM企業でもしっかりとしたデータを

出して安全性を証明して欲しい。