こんにちは。penです。
「虎と小鳥のフランス日記」の新しいエピソードのサンプルビデオがアップされました。第85話です。
今回はパリの雪景色が見られますね。またまたできたての教材ですね。パリに雪が降ったのは1月20日ぐらいではなかったでしょうか?
こちらがサンプルビデオです。
フランス語字幕 48秒
Camilleが、雪がいっぱい降ってもう大変、と話しています。で、
Et aujourd'hui, l'objectif c'est de ne pas se casser la figure...
と続いてます。きょうはこのse casser la figure という表現をチェックしてみましょう。
まず casser は「割る、壊す、折る」という意味の動詞です。プチロワには「瞬間的に強い力を加えて物を分断、破砕すること」とあります。
これがse casser という代名動詞になると、割れる、壊れる、自分の~を折る/痛める
figure は「顔」ですから、自分の顔を痛める⇒転ぶ という意味になります。
ne pas se casser la figure と否定形になっているから「転ばないようにする」。
きょうの目的(ミッション)は転ばないように歩くことではなくて・・・ というような意味になります。教材見たら「今日は転ばないようにしないとね」となっていました。
関連表現に
se casser la voix 声をつぶす
これはそのままです。カラオケで歌いすぎた時などに。
se casser la gueule 転ぶ
gueuleは もともとは動物の口ですが、口語で人の顔、面(つら)。
se casser la tête 悩む(頭が割れるほど考える)
se casser le nez 失敗する
se casser だけで 骨を折る、苦労する。これは主に否定形で使われるとプチロワにありました。たとえば
Tu n'as pas besoin de te casser pour ça.
そんなことで苦労することはない。
se casser les dents (sur qc/qn) ~にぶつかって挫折する、歯がたたない
それぞれ、顔のパーツが使われてますね。
月曜日にキーフレーズをアップする予定です。
最後までお付き合いありがとうございました。
次回のプレビューの記事でまたお会いしましょう。
pen