最新版 : 第78話 アブサン専門店 | penのフランス語日記

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「虎と小鳥のフランス日記」でフランス語を学習中のpenの日記。独学です。トリュフォーの映画を字幕なしで楽しむのが目標。フランス語とフランス全般の情報を楽しくご紹介。初心者むけの文法、語彙、ディクテなどの学習法、フランス映画、フレンチポップスの話題もあり。

こんにちは。penです。

Absinthe - 無料写真検索fotoq
photo by Drunken Monkey



「虎と小鳥のフランス日記」の新しいエピソードが届きました。今回の舞台はパリの4区にある「アブサン専門店」です。

アブサンは苦よもぎをベースにしたリキュールで、以前はとてもアルコール度の高いものでした。19世紀後半から20世紀前半まで、フランスの芸術家たちのあいだで大流行して、アブサンがテーマの数々の作品が世にでています。

昔のアブサンはベースのよもぎに入っている成分の毒性のせいで、中毒になり、精神錯乱をおこしてしまう怖れがありました。アブサンで身を滅ぼしたとされる芸術家が少なからずいます。そのため20世紀に入ってから禁止され、現在市販されているものは、もっとアルコール度が低く、アニスで風味付けされています。

薄緑色のものが多いので、別名"la fée verte" 『緑の妖精』と呼ばれます。今週は、専門店の店員さんがアブサンについて、かなり詳しく、飲み方も含めて説明してくれています。

アブサンはl'absintheというスペルで、発音はアプソントゥみたいな感じです。P+鼻母音+Tの発音。サンプルビデオの一番おしまいでアントワーヌが発音していますので、聞いてみてください

サンプルビデオは、店の前に来たところまで。
56秒、仏語字幕



月曜日にキーフレーズをアップしますね。


「虎と小鳥のフランス日記」のご紹介ページを先週書きました。よかったらごらん下さい。 

⇒ 『虎と小鳥のフランス日記』のススメ


最後までお付き合いありがとうございました。
次回の記事でまたお会いしましょう。

pen