数字シリーズ14回目。
きょうは<12>です。
![penのフランス語日記 Ameba出張所-Asterix](https://stat.ameba.jp/user_images/20120802/00/mlle-pen/89/16/j/o0300029612111232960.jpg?caw=800)
12 douze
発音 はドゥーズ
les douze mois de l'année
一年の12ヶ月
ou というつづりは複母音字で、この2つセットで「ウ」と読みます。
やはり複母音字で「ウ」と読むものがあと2つあります。
eu, œu です。
カタカナで書くと両方とも「ウ」ですが、違う音です。
ou は強い音、唇を力いっぱいつきだして発音する、などと言われます。英語ネイティブむけの掲示板には「Scooby Doo」のDooの音と書かれていました。
eu は弱い音、ちょっと「エ」が入っている音。英語で書くと「deuh」みたいな感じ。
たいていの日本語ネイティブは、何も意識しないで発音していると母音が弱い(唇をあまり動かさない)ので、とにかくouを見たら、常に唇をつきだして強く発音することを心がけるといいと思います。
数字の2deux ドゥ は、リエゾンした時に、12と(我々日本人にとっては)同じ音に聞こえます。
聞き分けしたいという人のために動画を一つはっておきます。
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12がタイトルに入っている映画をご紹介します。
Les Douze travaux d'Astérix - 1976
Albert Uderzo, René Goscinny
たぶん日本未公開
「アステリックスの12の仕事」。このアニメの原作は、フランスで有名な古代ローマ時代のガリア人、アステリックスが主人公の漫画です。
シーザーがほとんど征服してしまったガリア地方で、一つだけ抵抗している村があり、そこの住人の一人がアステリックス。
この村のお坊さんが調合する秘密の薬を飲むと、大変なパワーが出るので、村人がローマ兵と戦うとき、いつも勝ってしまうのです。
アステリックス - Wikipediaには世界でもっとも親しまれているフランスの漫画の一つであるが、アメリカと日本ではあまり知られていない、とありました。ともに、自分の国におもしろい漫画がたくさんあるからです。
ガリア人の真実で書いたように、ガリア人のイメージの誤解を生んでいる漫画でもあります。
動画は食事のシーンです。1分56秒
実写の映画にもなっています。
ASTERIX ET OBELIX : MISSION CLEOPATRE (Bande-annonce)
1分51秒
◆本(amazon.jp)
私は読んだことないのですが、フランス語特有のだじゃれが多いようなので、笑えないかもしれません。
◆オフィシャルサイト(五ヶ国語展開)