第13話 サン・ジェルマン・デ・プレ その2 | penのフランス語日記

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「虎と小鳥のフランス日記」でフランス語を学習中のpenの日記。独学です。トリュフォーの映画を字幕なしで楽しむのが目標。フランス語とフランス全般の情報を楽しくご紹介。初心者むけの文法、語彙、ディクテなどの学習法、フランス映画、フレンチポップスの話題もあり。

こんにちは。penです。金曜日(今週はちょっとずれています)はレトロな「虎と小鳥のフランス日記」。きょうも先週と同じ第13話の「サン・ジェルマン・デ・プレ」をとりあげます。

今回は、動画にあったこの界隈の飲食店の名前を軽くチェックしたいと思います。



モノローグでは Ils(=les cafés) portent parfois des noms assez pittoresques.

「この界隈にはとても趣のある名前のカフェがいくつかある。」と語られていました。ちなみにこの文は「~を持つ」という意味で、avoir ではなく porter を使っています。



飲食店の名前が5つ出てきました。

penのフランス語日記 Ameba出張所-サンジェルマン・デ・プレのカフェ1


■ Les deux magots レ・ドゥ・マゴ

deux 二つの

magot  (中国、日本製の陶器で作った)人形

⇒ 二つの人形

カフェになる前からこの建物にあった人形のことだそうです。



Les Deux Magots
Les Deux Magots / voces




いわゆる文学カフェとして有名なところです。


Les Deux Magots





■ Café de Flore カフェ・ド・フロール

Flore フローラ;花と豊穣と春の女神(ローマの神) サンジェルマン・デ・プレ大通りの側に「フローラ」の像があったことが名前の由来だそうです。ホームページに歴史が書いてあり、シュールレアリズムが生まれた店とありました。アポリネールがこの店に編集部を置いていたそうです。

⇒ フロールカフェ


Le Café de Flore





こちらもLes deux magots 同様、有名です。この二つは旅行のガイドブックに必ず載っていると思います。



■ Le Bonaparte ル・ ボナパルト

Napoléon Bonaparte (1769-1821) の名前から。

同じ名前のカフェがいろんなところにあるようです。日本で言うならば「純喫茶・家康」みたいな感じでしょうか。


ホームページはないようなのでGoogleのレビューページへのリンクです。
Le Bonaparte - About - Google+


penのフランス語日記 Ameba出張所-サンジェルマン・デ・プレのカフェ2




■ Le Relais de l’Entrecôte ル・フレ・ドゥ・ラントルコート

relais : 中継地  動詞はrelayer

この単語は運動会のリレーとして日本語になっています。

entrecôte (牛の)リブロース

⇒ リブロースの中継地

最終地点はお客さんの胃の中ってことなんでしょうね。



Le Relais de l'Entrecôte





■ Côté Fruits de Mer コテ・フリュイ・ドゥ・メール

côté : (左右、裏表などの)側。たとえば窓側の席ならばplace côté fenêtre ; 方面、方向 ;陣営 党派

fruits de mer : シーフード

⇒ シーフード派 



このお店の情報は見つかりませんでした。
サンジェルマン・デ・プレ界隈にあるはずです。



では、最後にサンジェルマン・デ・プレ地区のスライドをご紹介します。リュクサンブール公園などの写真もあります。4分45秒。

バックに流れている音楽はスイングル・シンガーズの「月の光 Clair de Lune」(ドビュッシー)です。













■こちらで単語メモなど書いています■
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