
登場人物: わたし・・・27歳 主人・・・34歳
長女(大阪にいる娘)胎児 実母・・・?歳かわすれちゃった
ほぼ強引に結婚をして幸せな二人っきりの新婚
・・・と思ったのもつかの間、実母との同居にあいなる事に
まあ、今まで母子家庭だったので母も糖尿病で病弱と言う事で
面倒を見ようと思ったのですが、これは母の強制だったのです
ただ、なぜあんなに長男を嫌っていたのに自分から同居とは
少し疑問を残したまま新婚生活+実母の3人暮らしが始まりました
新居は、市営住宅の5階で、
結婚式の費用もほとんど二人の貯金を使ったのであまり良い物は
揃えられませんでしたが、まあまあの出来
新婚布団も私たちだけではなく、
母の羽毛布団もしっかり買わされてしまいました
その後、母の行動に仰天させられることばかりでした
留守の間に、私たちの寝室に勝手に入り、
いろんなものを物色していたようで
結婚を気に仕事を辞めて家にいる私に
主人の留守にいいよってくるのです
「まあ、あんたたちの部屋には○○があるのに私の部屋には○○がないわね」
「私は、居候だからしょうがないけどね・・・」
とか
「あんたは、あの男のどこがいいんかね。変わったね。娼婦のようだよ・・・」
年頃の頃には私も悩む時期があり、性の話も母に
相談したいこともありましたが、そんな話は禁句でした
それが、結婚した途端、性の話ばかり
それも、私が聞いても恥ずかしい言葉ばかり
投げかけてくるのです
実母だから、遠慮はいらないとはいえ
夫婦になった以上、プライバシーは
守ってもらいたい
でも、そんな言葉はとうてい届きはしませんでした
結婚を決めた時、主人には私が骨の異常で
子どもが出来ないからだと言う事を告げ
それを了解した上での結婚でした
なので、子どもが出来るという期待もせず、
淡々と毎日を過ごしていたのですが・・・
結婚して3ヵ月後、奇跡は起こりました
私が妊娠したのです
自分でも信じられませんでした
初潮が始まったときから、1回も狂ったことのない
生理期間が1週間生理がないのです
もしかして!?と思い、妊娠検査薬で検査を・・・
すると・・・
妊娠反応が(@_@)
主人に報告すると、全然信じてくれません
なので、病院にいくことに・・・
生理が止まって3週間近くたった頃
病院に主人と一緒に行き、診察室へ・・・
ドクターが「おめでとうございます!おめでたですよ♪」・・・
一瞬時間が止まりました
私は、やっぱりと思ったのですが、
これでも主人が信じようとしないので
エコーを見てみることに
すると・・・
ちっちゃなちっちゃな物体が
主人は絶句していましたよ
でも、喜ぶのもつかの間、大きな壁が・・・
母です!
喜ぶだろうか?とても不安でした・・・
意を決して母に報告すると・・・
「そんなぁ!あんたは身体が弱いんだからすぐ降ろしなさい!」
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声が出ませんでした
子どもの頃から母のいうことに服従してきた私は
その言葉を聞き不安に思い、子どもを産もうか産むまいか
悩んだことを今でも後悔しています
でも、授からないと思っていた子宝、
母親になれないと思っていた喜び
いろいろ悩んだ結果、自分の命にかけて
産むことを決心しました
それを知った母は猛烈に反対し、
ほとんど毎日、主人がいない留守に
大喧嘩の連続・・・
この頃から、私の心痛は始まりました・・・
その③に続く・・・