2016年スケートカナダ大会を盛り上げ、支えてくれた人々① | 覚え書きあれこれ

覚え書きあれこれ

記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...




大体、今日でスケートカナダ関連の記事は書き終えてしまおうと思っていますがどうなるか。


今年のスケートカナダには、日本から大の仲良しのNちゃんが来てくれて一気に盛り上がりました。彼女はフィギュアについてはあまり知らない、と自ら宣言していますが、そんな彼女の反応がとても新鮮で私には新しい発見がいくつもありました。

木曜の朝、私たちをボランティア受付まで送り届けた後は、お買い物に行くから練習は全部見ないと思う、と最初は言ってたNちゃん。

なのに、いったん見始めたら全然、席から動けなくなった、と驚いてました。そーでしょ、そーでしょ。競技会はいっぺん、生で観たらテレビ観戦ではとうてい知り得ないことがいっぱいで、釘付けになってしまうのよ。




最初は製氷車や氷の下から透けて見えるロゴだけでも興奮していた(Nちゃん撮影)




そうやって真面目に残って練習を見ていた甲斐があったのか、ビギナーズ・ラックというものなのか?

Nちゃんは木曜日の午前の公式練習中、ふと気が付いたら真横に羽生選手がいきなり現れていて、会場のチェックをする場面に遭遇したのです!!(突然、周りの人たちが携帯を自分の横辺りに向けて撮影し出したので分かったそうです)

でもあまりのことに、自分は羽生選手の方に向き直ることができず、ずーっとリンクの方を凝視していたと言うから可愛いものです。




もうこうなったらハマらざるを得ません。結局、大会中、ずーっとハーシーセンターに通い詰めた結果、すっかりスケオタの仲間入りを果たしたと豪語しておられます。




至近距離からの表彰式撮影。iPhone7って綺麗に撮れるのね。



良かったね、Nちゃん。


そして日本からいらして、私のブログを読んでいると声をかけてくださったスケートファンにも大勢、お会いすることができました。他にもメッセージやコメントをいただきながら、とうとう交流することができなかった皆さま、すみませんでした!オレンジのピカチュウを目印にけっこう会場中を歩き回っていたのですが、残念でしたね。

楽しんでいただけましたか?

スケートカナダの大会主催者たちは、日本からの観客が多くてとても盛り上がった、と喜んでいましたよ。これからもよろしくお願いいたします。


出会いは大会の舞台裏でもたくさんありました。

これまでメディアセンターでは記者さんやフォトグラファーさんたちとの交流を経て、どのようにしてスポーツイベントが記事になるのか、雑誌になるのか、などを教えていただきました。フォトグラファーさんたちの熱い戦いもこの仕事をして初めて知りました。

今回もまた色々と、スケーターを追うメディアの皆さんの仕事ぶりを見ていて、考えさせられることがありました。いつか改めて記事にできたらと思います。

そうそう、お馴染みのカーマイケルさんにもお会いしましたよ!まだちょっと腰の方は辛そうですが、この分だと中国杯もNHK杯も行けそう、と頼もしい事を言ってました。日本の皆さんとお会いできるのを楽しみにしていらっしゃいましたので、ぜひ、札幌では声をかけてあげてください。

カナダのライターでは、ベヴァリー・スミスさん、PJクオンさんとも再会できました。スミスさんにおいてはミックス・ゾーンでの取材のお手伝いをしたり、羽生選手のコメントを訳してさしあげたりしました。これについてはまた機会がありましたら詳しくお話しさせてください。


(つづく)