「コメントへのお返事に代えて」の記事です | 覚え書きあれこれ

覚え書きあれこれ

記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...




皆様


過去四つほどの記事にたくさんのコメントをありがとうございました。


本来ならば一つ一つにお返事を書きたいのですが、ちょっと最近、その余裕がありません。甥のマイケルちゃんの記事も書かなければ、と焦っているのに、先週は講演にイベント司会、今日も(本業かどうかも分からんくなっている)ゼミの後は作家の角田光代さんのイベント通訳、なんかがあって変に忙しくしています。(要は日本行とかスケカナ行きの合間に予定を詰め込むから、ってことなんですが。。。)


そこで大変申し訳ないのですが、この記事にてまとめて(しかも非常に大雑把に)お返事させていただきます。どうかお許しください。


まず、ベヴァリーさんのオータムクラシック・レポートに関して:


すでにお伝えしましたように、ベヴァリーさんのブログにあるバージョン


Hanyu mania at Autumn Classic


があの記事の完全版だそうです。ベヴァリーさんは昨年までスケートカナダの連盟公式サイトでたくさん記事を上げていらしたのですが、今シーズンからはicenetworkにレポートを寄せるとのことです。特にスケートカナダに関しては全競技、彼女が記事を書くことになるので皆さまお楽しみに。


そこで知ったのですが、ベヴァリーさんが書いたものがそっくりそのまま、icenetworkに採用されるわけではなく、編集者に寄ってそこかしこカットされたり、繋がれたりするそうです。なので彼女が重要だと思った野村萬斎さんの一家のことだとか、ジェフの「顎外れ」場面だとか(皆さん、ここはけっこうツボってらっしゃる方が多かったのにねえ)、オーサーさんのコメントだとかが省略されていた、というわけです。



その後、バリーでのファンの様子についても少し確認してみました。


ベヴァリーさんによると、荷物を置いて行って清掃スタッフに「落とし物コーナー」に届けられてしまった、というくだりは、火曜日の練習を観終わった時点で、翌日に備えて、つまり夜通し「席確保グッズ」を置いて帰った人たちがいた、ということでした。清掃スタッフは観客が全員帰って、会場が閉められてからしか最後の点検をしないので、それでなければ勝手に荷物を届けることなんかしない、というのが彼女の説明でした。なるほど。


また寝袋目撃情報はベヴァリーさん以外にもありました。バリーでご自身もお嬢さんがオクトーバーフェストに出場するため出向いていた保護者の方によると、朝一番で会場に練習に行ったら、玄関で寝袋にくるまっているファンを見てびっくりした、ということでした。「ここはカナダよ、凍死するわよ!」と思ったそうです。


ただまあ、会場の中ではファンが押し合いへし合いすることは全くなく、皆さんお行儀よく観ていらしたそうです。

オクトーバーフェストに出場する選手たちがオータムクラシックの競技を見ることができたかどうか、これについては確認できていません。私の知り合いで、お子さんがプレノービスの部(男子)で見事優勝された方がいらっしゃるのですが、彼女は「オータムクラシックが凄かったらしいですね」といったような反応でした。まあつまり、日程が微妙にずれていたため、オクトーバーフェストにはあまり影響がなかった、ということでしょう。


そして羽生選手の演技、特にSEIMEIについては、羽生ファン以外の(現地の)方々に聞いても「全く別次元だった」、「こういったプログラムが見たかった」というフィードバックが多かったです。やはり「和」の要素を取り入れたのは非常に賢かった、ということだと思います。全世界が彼に注目する中、今年は全く違った方向を目指しているという姿勢は、羽生選手の五輪チャンピオンとしての威信を示すことにもなります。



なお、大会中、会場で日本語でアナウンスがなされたり、プレゼントボックスが設けられたり、というのは開催者側が機転を利かした、ということでしょう。今週のスケートカナダでもその用意はあると思います(一応、早々にその提案はしておきました)。


リンクに投げ込まれる(であろう)プレゼントを拾うのにフラワーガールたちが奔走しなければいけないでしょうから、競技の運営に支障が出ないよう、何らかの措置が取られることを祈っています。


ところで今週木曜、私もレスブリッジに向かいますが、何人かの方々から会場で会いたい、というお申し出をいただいています。

とっても光栄です。ぜひお声をかけてください。

大会中はおそらく観客席に座って競技を見る時間はあまりないと思われますが、会場のあちこちで図体のデカイ(測定によっては166センチとか167センチとか言われる)、オカッパの(息子たちに言わせると一生同じ髪型をしている)アジア系のオバちゃんで、スタッフ用のジャケット(今年はどんなデザインかまだ分かりませんが)を着ている奴がいれば、それは私です。眼鏡はかけている時もあればそうでない時もあります。


CBCのPJクオンさんやベヴァリー・スミスさんにも日本からファンが来ているよ、と伝えておきますね。彼女たちにも気軽に話しかけてみてください。絶対に喜ばれます。


ただ、例年通りスケートカナダはカナダの放送権がTSNにあります。なのでCBCからはクオンさんが取材に来るだけでカートさんたちは解説者としては来ません。カートさんはアルバータ出身なので友情出演くらいはあるかも知れませんけどね。そしてトレイシー・ウィルソンさんは昨年と同じであればTSNのために解説にやって来るはずです。NBCのレポーターも兼任しているのでいずれにしてもこの大会には登場するでしょう。


あ、そうそう、他にもカメラマンのカーマイケルさん(例のピカチュウ顎乗せ写真を撮った方)やフィンランドのパーソネンさんたちもいらっしゃいますよ。



なお、会場ではまた指示があるかと思いますが、競技中、おそらく望遠レンズの使用、ビデオ撮影は禁じられています。もちろんフラッシュ撮影は厳禁。ご注意ください。


またどこに会場音の録音用のマイクが設置されているやらも知れません。どうかお気を付けください。


そしてレスブリッジのお天気ですが、今調べたらえらくこの季節にしては暖かいみたいですね。安心しました。ド吹雪なんかになったらどうしようかと思いましたが、どうやら木曜から日曜にかけては日中最高気温が13-17℃という非常にマイルドな感じになりそうです。ほんと、良かったわあ。


けど夜はやはり零度まで下がる日があります。くれぐれも防寒の用意をして、いらしてください。



取り急ぎ、コメントへのお礼と替えさせていただきます。



余談ですが、いつもスケートカナダの開催期間はハロウィーンと重なります。私もちょっとその気分を味わうため、とあるグッズを持って行きます。









そして今年も一人、残されて近所の子供たちにキャンデーを配ることになる主人はこれを被るそうです。






絶対に気味悪いオッサンだと思われるから止めといた方が良いよ、とは警告してるんですが。。。