スケートカナダREPORT番外編②:EXこぼれ話「プーさんとカナダの関係」 | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...

EXに関する記事の中で書き忘れたことがありました。

追記しようかとも思ったのですが、あまりにもめんどくさいので(?)別記事にします。

もー、順序も何もあったもんじゃございません。

結弦くんがEXのナンバーを滑り終わり、汗だくで舞台裏に戻ってきたというのはすでにアップした通りです。

そして彼は日本のテレビのインタビューに応え(これももうBSで放映されたそうですね?)、サインなんかもして、さらに一人、控えていたカナダ人の記者の質問に答えたのでした。

「ユヅル、どうしてプーさんのティッシュボックス持ってるのか説明して」

とその記者が言うと、他にもボランティア・スタッフのJちゃんが

「そうそう、それって皆によく聞かれるんだよね。どうしてなの?」

まあそこで結弦くんが説明したことは、日本のファンなら皆さん、ご存知のことと思いますが、

小さい頃からプーが好きだったこと、
最初はぬいぐるみをティッシュボックスに安全ピンで留めていたこと、
それがファンの間で広まってちゃんとティッシュケースにしてもらって使っていること、
などなど。

するとカナダ人の記者が

「プーってもともと、カナダのものだって知ってた?」


と聞き、結弦くんは

「知ってます」

と言いました。

私はWINNIE THE POOH はA.A.MILNEが自分の息子クリストファー・ロビンのために書いた童話の登場人物だと思っていたので、英国のものと信じ切っていましたが、調べてみたら確かにプーさんとカナダの関係が見つかりました。

詳しくはこちらでどうぞ:THE HISTORY OF WINNIE THE POOH

1914年ごろ、ロンドンの動物園に「ウィニー」という実在の熊がいて、子供たちの間で大人気者だったそうなのです。

名前の由来はカナダの「WINNIPEG 州」であり、そのウィニペグのホワイトリバーというところに駐屯していたイギリス人の兵隊が20ドルで手に入れ、ペットにしていた小熊を本国に連れて帰ったんだとか。



イギリスからフランスに異動になったとき、その兵隊がウィニーをロンドンの動物園に預けたところ、あまりにも人気が出て愛されるようになったので、そのままそこに住まわせたと言われています。

MILNEも息子を連れて行ったロンドン動物園でウィニーに遭遇し、そこからヒントを得て小説にしたということです。

これって周知のことなんですか?私が知らなかっただけ?

あ、で結弦くんの話に戻りますが、プーさんの話をした後、カナダ人記者が写真を撮ったのでした。

私はすでに書いたように写真を撮ってはいけない身だったんですが、こうやってちゃんとその記者の撮った画像があったので載せておきます。昨夜、見つけてとても嬉しかったです(カナダのオリンピック協会公式HPにて)

見出しが面白いですよね?

Two Canadian connections for men's silver medallist Yuzuru Hanyu, his coach is the great Brian Orser and of course, his love for Winnie the Pooh.

銀メダリスト羽生結弦とカナダの二つの繋がり:コーチが偉大なブライアン・オーサーであることと、もちろん(皆さんご存知のように)ウィニー・ザ・プーを愛していること。