6月7日(日)
SPIRAL MOON the 32nd session「銀幕心中」
【感想】
僕は落合さんを観に来た!
何やら前説をされるらしい!
うわあ、楽しみ!
何やら前説をされるらしい!
うわあ、楽しみ!
落合さん、
とても誠実な前説だった。
もしかしたら何かとんでもないパフォーマンスをされるのかも?
と思っていたので(笑)
ド直球の前説でしたが、
思わず、くすり・・・となるシーンもあり、
落合さんそのものが表れるような時間でした。
極上!
昭和キネマ浪漫。立板に水!の長ゼリフの数々。
昭和キネマ浪漫。立板に水!の長ゼリフの数々。
それを完璧に回せるハイレベルな役者陣。
脱帽!
ラスト痺れました!
脚本が秀逸なのは勿論のこと、
セリフ、間、に澱みがなく、
立て板に水の如きセリフの応酬に胸が躍る。
昭和の初期、講談のようなセリフ回しもくどいように感じたものが、
シーンの蓄積と役者の放射熱で心地よくなる。
もう、乗ってしまうと気持ちよくて仕方ない。
もっと、もっとと、まるで中毒性を持つ芝居。
もっと、もっとと、まるで中毒性を持つ芝居。
あの時間に埋没したい自分が居ました。
また一人として無駄なキャラクターがおらず、
全てにおいて歯車がかっちり合わさっているだけでなく、
演出においてもシネマ浪漫を感じさせる重厚なツクリだった。
葬式の席上において起こるシチュエーションコメディ。
だがそこに霊として蘇る者との丁々発止!
その必然性、世界観がちっとも邪魔しあってなく、
融合して完璧なユニゾンを聴かせてくれた。
これを極上と言わずして何を極上というのか?
落合さんが出られていなければ目にすることは適わなかった劇団さん。
本当にありがたや、ありがたや!