LINX’S TOKYO 彗星マジック「丘の上で描いた絵の話 -定点風景第11夜 改稿-」考 | 日々幸進(ひびこうしん)

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LINX'S TOKYO 参加

彗星マジック
「丘の上で描いた絵の話 -定点風景第11夜 改稿-」
作・演出:勝山修平

■キャスト■
「君」(ダブルキャスト)…
西出奈々【24日(水)・25日(木)・26日(金)出演】
木下朋子【27日(土)・28日(日)出演】

「僕」…
小永井コーキ
米山真理(フリー)

■□■
2010年5月から2011年4月の間、毎月公演していた「月刊彗星マジック」。
この公演で披露していた
全11話からなる「定点風景」の最終話です。

2012年5月に行われた「LINX’S-04-」のアラカルトアクト枠で参加した際にも
発表した作品。

月刊彗星マジックで「君」を演じたのは西出奈々。
LINK’Sで「君」を演じたのは木下朋子。

彗星マジックの「丘の上で描いた話」全部を、東京に持っていきます!




【石田1967 感想】

僕は初演を観て泣いた作品である。

本当に美しい物語で、

しかもパワーヒッターばかりの劇団員のみで演じられており、

ラストシーンに向けての曲線が素晴らしく心地よい。


勝山さんの物語には基本、切ないほどの情熱を胸に秘めたキャラクターが多い。

のほほんではなく、(いや、居るには居るのだが・・・)

生き急いでいるかの如き、情熱のマグマ。

そうした触れたら火傷しそうな想いの結実が、

彗星マジック

なのである。

しかもそれは勝山修平本人の生霊。



僕は奇跡的に4バージョンを観る事が出来ている!

月刊彗星マジック での初演。

LINX’S 04公演 でのあらかると・アクト。

そして、

今回の LINX’S TOKYO での

西出奈々 バージョン

木下朋子 バージョン


都合、4バージョン である。


基本は変わっていないが、微妙にキャスティングや演出が変わったりしている。

そうした違いが肌で体感できる、極上のポジションに自分が居れる幸福を何と呼べばいい?


勝山修平さんは天才である。

またその想像を実行できるメンバーが、これだけ揃っている事が劇団としても強いし、

これから先、

更なる飛躍が期待されるのも間違いない。




 


それにここだけの話し、

実は終わった後、

ある方に勝山修平さんは呼び出され、

激烈な賞賛を浴びただけでなく、

もしかしたら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

というような話まで飛び出し、



それからそれから、

持って行ったDVDセット「定点風景5枚セット」 が完売したとか、

勝山さんがまたもや、MCをする伊藤今人さんに舞台上でいじられたりと、

大活躍の彗星マジックさんであった!!


今年は早々に本公演もある!

東京公演を経た 劇団がいかに前進しているかを感じ取れる公演になることは間違いない。